【若葉S】ミスタージーティー 余裕の差し切り!藤岡佑は38歳誕生日の前祝い

2024年3月17日 05:08

<若葉S>ミスタージーティー(右)と競り合うホウオウプロサンゲ(撮影・坂田 高浩)

 皐月賞トライアル「若葉S」が16日、阪神競馬場で行われ、1番人気ミスタージーティー(牡=矢作、父ドゥラメンテ)がイン4番手から差し切った。2着に逃げたホウオウプロサンゲが入り、矢作厩舎のワンツー。上位2頭に皐月賞(4月14日、中山)への優先出走権が与えられる。

 藤岡佑は17日が38歳のバースデーで4勝の前祝い。「勝つことが春のクラシックのための絶対条件でホッとしています。前が止まらない馬場で、いかに馬のリズムを保って好位を取れるか。落ち着いてスタートを切ってくれましたね。上がりに寄った競馬になったので、あまり着差はつきませんでしたが、抜け出してからも余裕がありました」と笑みを浮かべた。

 矢作厩舎は弥生賞ディープインパクト記念2着シンエンペラーが既に皐月賞出走を表明。この2頭を合わせた三本の矢となるのか。トップステーブルがクラシック本番を盛り上げる。

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