息子2人が騎手 鮫島克也調教師、藤岡康太騎手訃報に悲痛「親として…」 次男・克駿は桜花賞“代打”騎乗
2024年4月11日 14:49 JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬、頭部と胸部を負傷していた。元騎手で調教師・鮫島克也氏(61)が自身のSNSを通じ、追悼した。
地方通算5054勝の成績を誇り、21年に調教師に転身した克也氏。長男・鮫島良太、次男・克駿もともに騎手として活躍している。克駿騎手は7日の桜花賞で、藤岡康太さんが騎乗予定だったエトヴプレの乗り替わり、5着に入っていた。
克也氏は「藤岡康太騎手の訃報に言葉もありません。同じ騎手の息子達を持つ親として心が締めつけられる思いです」と悲痛な思いを投稿。「御冥福をお祈りします」としのんだ。
藤岡康太騎手は07年にデビューし、同年3月3日の中京1Rで初騎乗初勝利。09年NHKマイルCのジョーカプチーノでG1初勝利を挙げ、昨年はG1・マイルCSをナミュールで制した。通算803勝。兄の佑介はJRA騎手、父の健一は調教師。