藤岡康太騎手が死去 沈痛の武豊「こんなにつらく、悲しいことはありません」「まだ、信じられないです」
2024年4月11日 13:05 JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬し、頭部と胸部を負傷。入院加療していたが、10日午後7時49分に帰らぬ人となった。
訃報を受け、日本騎手クラブ会長の武豊がコメントを発表。「こんなにつらく、悲しいことはありません。まだ、信じられないです。今後、康太の思いを胸に乗っていきたいと思います」とした。
藤岡康太騎手は07年にデビューし、同年3月3日の中京1Rで初騎乗初勝利。09年NHKマイルCのジョーカプチーノでG1初勝利を挙げ、昨年はG1・マイルCSをナミュールで制した。
JRA通算803勝。重賞は22勝。兄の佑介はJRA騎手、父の健一は調教師。