復帰間近のルメール「ダービーは一番大事」ペリエ氏との親交、意外なスポーツ歴も語った
2024年4月27日 10:12 落馬負傷からの復帰を目指すクリストフ・ルメールが共同設立したアパレルブランドのイベントが行われた25日、スポニチの単独取材に応じ、現状や引退したオリビエ・ペリエ氏などについて語った。
3月30日のドバイターフで落馬し、鎖骨や肋骨を負傷した。桜花賞のチェルヴィニアや皐月賞のレガレイラに騎乗することはできなかった。
「大きなレースに乗れないことは凄いさみしい。残念です。レースを見ながらフラストレーション出ている。乗れないのは凄く残念だけど、まあしようがない」
現在は連日、ジムに通ってリハビリをこなしている。ターフに戻ってくる時が迫ってきた。
「ダービーは1年の中で一番大事なレースですから。ダービーは絶対に間に合う。ダービーの週はトップコンディションで乗りたい。オークスの週も大事。もしかしたら5月1、2週目で競馬場に戻ってくると思う」
25日には同じフランス人で世界的名手のオリビエ・ペリエ氏が現役を引退。同氏との長年に渡る親交を明かした。
「(初めて)会った時は6歳だったね。彼は僕の家の隣にあった競馬学校に行っていた。僕の両親と彼の両親が友達になったから、昔から知っている。最初から僕に優しかった。(ペリエ氏は)馬の上で完璧なジョッキー。テクニック、メンタル素晴らしかった」
サッカー好きで知られるルメール。こぼれ話として、意外なスポーツ歴も明かした。
「サッカーの後はラグビーやっていた。スクラムハーフ。大きい人の後ろ。でも、チームメートがみんな大きくなっても、僕は小さかったからやめました。大きすぎて練習の後、凄い疲れる(笑い)」