【川崎11R・エンプレス杯】アイコンテーラー春の砂女王!
2024年5月8日 09:30 (7)アイコンテーラーを主役に指名する。昨年のJBCレディスクラシックではグランブリッジ、アーテルアストレアといった今回の有力ライバル相手に4馬身差圧勝。牝馬同士なら一枚上の存在だ。前走の川崎記念は初コースに戸惑うことなく、正攻法の立ち回りでタイム差なしの3着。負けて強しの内容だった。ここはコース慣れが見込める上、前走のような強力な先行タイプが不在。早め先頭の積極策で春のダート女王に輝く。
グランブリッジが続く。川崎2100メートルは【2・1・0・0】とドル箱にしており、前走は◎に先着。ここもコース相性の良さを生かして勝ち負けに持ち込む。前走が強い競馬だったライオットガールも上位可能。
▼キャリックアリード(藤田師)順調に調整できているし川崎コースもいいが、距離が少し長いかな。うまく流れに乗って上位を目指したい。
▼グレースルビー(堀師)前走後は休養に出してからここを目標に調整してきた。精神面も肉体面も成長していい感じに仕上がった。全てがうまくかみ合えば。
▼アンティキティラ(別府師)前走はいい競馬ができて、この馬の実力を出せた。中間は好調だし、初めての2100メートルも大丈夫だと思う。あとは初めての左回りをどう克服できるか。
▼グランブリッジ(新谷師)前走で仕上げていたので、中間は疲れを取る感じで調整。舞台は問題ないし、牝馬同士なら。毎回しっかり走ってくれるので、そろそろ勝たせたい。
▼ライオットガール(中村師)使っているが、疲れもないし変わらない、いい状態。前走は展開も向いたが、この馬の長所をうまく発揮できたと思う。競馬場に関してはどこでも気にならないタイプ。折り合えるので距離も心配ない。あとは相手が強くなるので力関係がどうか。
▼コスモポポラリタ(宗形師)休み明けを一度使って上積みは十分。地方馬の中では力があると思っているし、牝馬同士だけに頑張ってほしい。
▼アイコンテーラー(河内師)調教でもしまいはしっかり動けて、状態は維持できている。前走(川崎記念3着)はブリンカーを着けて、行きっぷりが良すぎたので外す予定。牝馬同士なら、改めて期待したい。
▼マルグリッド(新子雅師)状態は変わりない。以前の川崎(関東オークス5着)では頑張ってくれたように、距離は長い方がいい。あとはこのメンバーを相手にどこまでやれるか。
▼スノーパトロール(田島師)馬の状態自体はいいが、相手が強過ぎる。人馬ともにいい経験になれば。
▼オーサムリザルト(池江師)中間も順調で動きもいい。メンタル的にイライラする面が減ってきた。背腰がしっかりして(重心が)起き上がって走りが良くなった。左回りの方が安定しているし、コーナリングもスムーズだから川崎も大丈夫。距離はベストではないが、こなせると思う。
▼アーテルアストレア(橋口師)調教は時計が出やすい馬場もありましたが、この馬がこんな時計で動くのは珍しいぐらい動いた。前走は出遅れて、厳しいレース。それでも2着。だいぶ力をつけているなと思わせる内容だった。今度は左回りで距離も合う。