九州産の障害重賞8勝馬コウエイトライ死す…23歳

2024年5月27日 18:08

2010年、J・G3新潟ジャンプSを制したコウエイトライ(右端)

 ジャパンスタッドブックインターナショナルは27日、06&07年小倉サマージャンプ連覇、06&07&08&10年阪神ジャンプS3連覇&隔年Vなど障害重賞を8勝したコウエイトライ(牝、父オペラハウス)が24日に息を引き取ったと発表した。23歳だった。

 栗東・田所清広厩舎所属でデビューし、その後、山内研二厩舎に転厩した。10歳でラストランとなった11年9月19日の阪神ジャンプS(5着)で自身が保持していた、当時のJRA牝馬最高齢出走記録(誕生から10年5カ月12日)を更新。引退後は生まれ故郷の伊東牧場(鹿児島県鹿屋市)で乗馬になり、霧島高原乗馬クラブ(鹿児島県霧島市)で余生を送った。

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