【函館新馬戦】ヒデノブルースカイ 北の一番星に輝く!高杉「距離はもう少し持ちそう」

2024年6月9日 04:25

競り合い制してゴール前で差し切った(6)ヒデノブルースカイ(撮影・千葉茂)

 函館5R・新馬戦(芝1000メートル)1番人気ヒデノブルースカイ(牡=梅田)が北の一番星に輝いた。好位の外で運び3角付近で先頭へ。そこで内へ切れ込むシーンはあったが、ワイルドゴーアを直線でかわして2馬身突き放した。ルーキー高杉は函館4戦目でうれしい初勝利を飾った。

 鞍上は「最初のコーナーで強引に(内に)入って後続の馬に迷惑をかけてしまいました」と開口一番、反省の言葉を口にした。「厩舎スタッフの方がしっかり仕上げてくれて動ける態勢でした。まだ幼さは残していますが、スピードがあって距離はもう少し持ちそうです」と振り返った。一方、梅田師は「ゲートさえ五分に出れば勝負になると思っていた。ただ、直線で外へ張っていたように幼さも残している。能力は高いので修正していければ」と課題も見せた。次走は未定。

 勝ち馬の父ナダルは新種牡馬で産駒としてJRA初勝利。2着ワイルドゴーアは父タワーオブロンドン、3着シュードタキライトの父ウインブライトとともに新種牡馬産駒でワンツースリー決着となった。

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