【水沢12R・早池峰スーパースプリント】ダイセンメイト全勝舞台
2024年6月9日 09:30 1、2着馬に岩鷲賞(7月9日、盛岡)の優先出走権が与えられる一戦。(3)ダイセンメイトの反撃だ。好ダッシュを決めた前走だったが内の馬にハナを譲ったことで伸びを欠く結果に。好位から差し切った3走前から控える競馬も可能と思えたが、やはり逃げがベストのようだ。今回は10戦10勝と得意の水沢850メートル戦。この枠なら発馬さえ決めればスピードで押し切れる。
距離短縮で復活Vを飾ったミニアチュール。OROオータムティアラV後はひと息続きだったが、前走の勝利に復調の兆し。今回は初距離に対応できるかが鍵になる。アオイカツマは前走のオープン特別で2着に好走。さらに距離は短くなるが父ロードカナロアならスピード勝負は望むところか。ビクトリールーラーの前走は◎を意識し過ぎて共倒れに。この枠なら好位から抜け出す競馬でVも。
▼カタナ(畠山師)盛岡の1000、1200メートルより水沢850メートルの方がこの馬に向いている。かぶっても問題ないから最内枠を引いたのもいいのでは。
▼ミニアチュール(佐藤祐師)前走は距離を短くしたことで勝てたのかな。この中間もガラッと変わった感じはないから何とも言えない。今度は差しが決まりにくい水沢850メートル。この距離で10戦10勝のダイセンを自分から負かしにいって勝てるかどうかだろう。
▼アヴェントゥリスト(木村暁師)昨年のピーク時に比べると状態はひと息だが、距離が短くなるのはプラス材料。何とかハナを奪って粘り込みたい。
▼セイシークエンス(佐々木由師)状態は平行線。水沢コースでは結果を残せていないし強気になれない。
トンデコパ(板垣師)休み明けだけど状態はいい。スタートさえうまく出られれば、当然勝ち負けになると思っている。
▼グットフォーチュン(桜田康師)転入後、差して2、3着の状態を維持している。850メートルになる今回は“行った、行った”の競馬とならずに、この馬の差し脚が生きる展開になってくれれば面白い。
▼ビクトリールーラー(斎藤雄師)状態はいいね。かぶされたくないから外枠に入ったのはいいと思う。逃げるか、2、3番手追走から先頭でゴールしたい。負け続けているダイセンを何とか負かしたい。
▼カルーナブルガリス(飯田弘師)距離適性を求めて使うけど、まだ状態が上向いている段階。次につながるレースになればいい。