【中京記念】小倉でエピファニー巻き返す!
2024年7月16日 05:16 今週の重賞はサマーマイルシリーズ第2戦「第72回中京記念」のみ。過去10年で3連単10万超え配当が4度、20年には330万2390円も飛び出した波乱十分の一戦だ。今年も主役馬不在の混戦ムード。過去10年の結果を分析し勝ち馬を導き出す。
【前走着順】1着馬【2・1・4・10】(連対率17・6%)、2着馬【1・2・2・10】(同20%)の成績がいいのは当然として、驚くべきは凡走組の巻き返し。6~9着は【1・2・2・28】(同9・1%)、10着以下に至っては【3・3・1・45】(同11・5%)で、他の重賞に比べて大敗組の激走が多い。
【前走クラス】G3組は【1・0・2・28】(連対率3・2%)と不振。14年1番人気フラガラッハ10着、20年2番人気ソーグリッタリング7着と人気での凡走も目立つ。昇級戦となる馬も【0・0・1・6】と買いづらい。頼りになるのはG1組。【2・4・2・23】(同19・4%)で、近3年は毎年馬券に絡んでいる。オープン組(リステッド競走含む)も【6・5・3・61】(同14・7%)と悪くない。
【馬体重】440~459キロ【0・0・1・19】と460~479キロ【2・0・2・45】(連対率4・1%)は芳しくない。その一方、480~499キロ【2・7・6・32】(同19・1%)と500~519キロ【4・2・1・21】(同21・4%)は好成績で、大型馬が活躍する傾向にある。
【結論】大阪杯10着エピファニーの逆襲に期待する。前走は連戦の疲れがあったからか初の馬体重500キロ割れ。じっくり調整できている今回は適正体重で臨めそうだ。今年の小倉大賞典を504キロで完勝しているように、G3なら地力は上。2度目の重賞タイトルをつかむ。