【第16回 レパードS展望】ユニコーンS3着ミッキーファイトが巻き返す バロンドールも虎視眈々

2024年7月28日 19:46

 新潟2週目の日曜(8月4日)メインは、3歳ダートG3の「第16回レパードS」。暑熱対策で前週に引き続き7R(ダート1800メートル)で実施される。今年整備された3歳ダート3冠の最終戦「ジャパンダートクラシック」(10月2日、大井ダート2000メートル)に向けての有力なステップレースの位置づけとなった。

 中心はユニコーンS3着からの巻き返しを期すミッキーファイト。その前走は馬群の中に押し込まれるやや窮屈な形に。外枠からの先行で圧勝した2走前とは対照的な敗戦だった。レース後の戸崎も「枠が外だったら結果的にスムーズだったかもしれません」と嘆いていた。その2走前は後に雲取賞を制した2着ブルーサンに5馬身差V。ポテンシャルは疑いようがなく、即反撃の構えだ。

 勢いなら3連勝中のジーサイクロン。前走は外々を回り続ける形。ロスなく粘り込んだ2着馬に0秒3差。着差以上の実力差を感じた。3戦連続で先行しつつ上がり3Fは全てメンバー最速。一気にタイトル制覇の可能性も十分だ。

 他にもUAEダービー(6着)で経験を積んだバロンドール、青竜S勝ちから挑むソニックスターなど、楽しみな面々が集う。

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