【札幌記念 展望】連覇へ譲れないプログノーシス 武豊との新コンビで臨むシャフリヤールも注目

2024年8月11日 18:50

プログノーシス

 夏競馬のビッグイベント「第60回札幌記念」(芝2000メートル、サマー2000シリーズ第4戦)がいよいよ18日にゲートインを迎える。今年も北の大地で行われるスーパーG2に中身の濃いメンバーが集結する。

 不動の軸は昨年4馬身差圧勝のプログノーシスだ。国内G2は3戦3勝。香港クイーンエリザベス2世Cでは2年連続で地元最強馬ロマンチックウォリアーの2着とワールドクラスの末脚を持つ。その難敵が安田記念を完勝したことでプログノーシスの評価も大きく上がることとなった。帰国初戦となるが昨年同様の調整過程で心配なし。主役は譲らない。

 武豊との新コンビで臨むダービー馬シャフリヤールにも注目が集まる。昨秋にBCターフ3着、今春にドバイシーマクラシック2着とこちらも世界で活躍。ドバイでは3冠牝馬リバティアイランドに先着しており、6歳になっても脚力の衰えは感じられない。

 皐月賞以来となる復活Vを期すジオグリフは大阪杯5着、安田記念6着とG1戦線で健闘。札幌2歳Sを圧勝した洋芝適性を武器に上位進出を狙う。

 重賞3勝ボッケリーニも侮れない存在。G2に限れば【1・5・1・1】の安定感を誇る。経験豊富な8歳牡馬が存在感を示す可能性も十分だ。

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