【キーンランドC 展望】ナムラクレアが連覇へ視界良好 オオバンブルマイが初めて6F戦
2024年8月18日 18:46 サマースプリントシリーズ第5戦「第19回キーンランドC」は25日、札幌競馬場芝1200メートルで行われる。1着馬にG1スプリンターズS(9月29日、中山)の優先出走権が与えられる一戦。秋の短距離王決定戦に向けて豪華なメンバーが北の大地に集結する。
主役は連覇が懸かるナムラクレア。直近の国内スプリントG1で2→3→2着と現役屈指のスピードは疑う余地なし。北海道シリーズ2戦2勝と洋芝適性も高く、付けいる隙は見当たらない。ここは通過点に悲願のG1制覇へ弾みをつけたいところ。
昨年、オーストラリアの高額賞金レース(1着約5億円)「ゴールデンイーグル」を制したオオバンブルマイは武豊とコンビ再結成。NHKマイルC(3着)以来となる国内戦で、初めての1200メートル戦。注目のチャレンジだ。
3歳牝馬エトヴプレは桜花賞5着の実績が光る快速馬。4着だった前走の葵Sの勝ち馬ピューロマジックが、続く北九州記念では古馬を撃破。世代間の力差は感じられず、勝負になりそうだ。