【盛岡11R・第14回OROターフスプリント】地元グットフォーチュン 3連勝戴冠だ

2024年8月18日 09:30

 昨年に続き今年も芝からダート変更となった5F重賞。強力な他地区馬6頭が参戦するが地元の(6)グットフォーチュンを主役に推す。JRAでは2勝クラスで壁に当たったが、今年岩手に転入すると短距離を主体に【2111】と堅実な走り。前々走は中団から伸びて勝ち、同舞台の前走は逃げて2着に9馬身差の楽勝劇。展開に応じて競馬ができる脚質も魅力。このメンバー相手でも首位争いとみた。

 相手は道営イッツクール。テンの速さは上位だが同型多く、他馬がハナを主張すれば控えるか。テン乗り山本聡がどんな騎乗を見せるか注目だ。川崎マッドシェリーの連覇も狙える。昨年の当レースを逃げ切ってレコード勝ち。スピードに衰えはなく最内枠から再び先手を奪えば再現も。芝狙いで参戦した道営ラビュリントスだが盛岡ダートでも勝ち星があり侮れない。

 カタナ(畠山師)距離が短くなるのはプラスだけど相手がそろったからね。中団からの競馬でどこまで伸びてくるかだね。
 ケイアイサクソニー(桜田樹師)距離が短くなるのはいいが、できれば芝でやりたかった。遠征馬もいるが自分の競馬をしてどこまでやれるかだ。
 グリニッジシチー(飯田弘師)前走は意図的に後ろから競馬をさせたのが良かったようだ。この距離で前が止まるかどうかは分からないが、先行馬はそろったし前走で見せた末脚が生きる展開になってくれれば。
 トーセンキャロル(佐藤浩師)再転入となるがこっちに来る前までは千葉の牧場で坂路に乗って時計を出していた。馬体に緩みはなく態勢は整っている。ただ若い時よりおとなしくなった感じなのがどうだろう。
 グットフォーチュン(桜田康師)2連勝の状態をキープしている。このメンバー相手にどこまでやれるか見たかったので、補欠から繰り上がって出走できるようになったのは良かった。遠征馬との力関係は分からないが楽しみにしている。
 ケープライト(佐藤浩師)マイル以下が向いている馬だが、この距離はどうか。それに一線級が相手となると厳しそう。
 スターオブケリー(飯田弘師)気分よく単騎で行けないとダメな馬。先手を奪えれば頑張れるかもしれないが、1F短縮して同型そろった今回はどうだろう。
 ラビュリントス(田中淳師)状態は悪くないが芝からダートに替わったのはどうか。メンバーが手薄なのはいいけど強気なことは言えないね。
 イッツクール(田中淳師)出来は悪くない。スタートが早ければ行ってもいいけど、同距離の前々走では差して好走したからね。流れに応じて競馬ができればチャンスはあると思う。

特集

2024年8月18日のニュース