武豊 38年目で自身初! ぶっちぎり17勝で夏の札幌リーディングに輝く「過ごしやすいし馬場もいい」
2024年9月2日 05:23 札幌競馬が1日で閉幕し、武豊(55)がデビュー38年目で初の札幌リーディングに輝いた。17勝を挙げ、2位の横山武に5勝差のぶっちぎり。12R後の表彰式で横山武から記念のターフィー人形を贈られた武豊は「もちろんうれしいですが、(いまさらリーディングなんて)ちょっと恥ずかしい気もします。“武さんにも初があったんですね”なんて騎手仲間にも冷やかされました」と語り、周囲の笑いを誘った。
「札幌はケガもなくフルで乗れましたから。満足はしていないけど形で示せたのは良かった。この季節の札幌は過ごしやすいし馬場もいい。今日で終わるのがもったいないぐらいです」と続けたが、視線は秋に向いている。「今秋は国内外に楽しみな馬とレースが待っているのでワクワクします」。不老長寿の秘けつは競馬。ワクワクする気持ちが心の老化を防ぐ…とは最新の武豊語録だが、このワクワク感が首位に立たせたのだろう。なお、調教師部門は12勝を挙げた須貝尚介師(58)が獲得した。