【佐賀・第35回九州ジュニアチャンピオン】8日発走 ポリスヴィークル 無キズの3連勝で重賞初制覇へ! 予想印を公開
2024年9月7日 12:00 佐賀競馬2歳重賞の幕開け戦である佐賀デビュー馬限定の「第35回九州ジュニアチャンピオン」(距離1400メートル、1着賞金600万円、JRA認定競走、高知・佐賀スタリオンシリーズ)が8日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1、2着馬には来たる11月4日2歳1400メートル重賞「ネクストスター佐賀」の優先出走権が付与される。
◎⑨ポリスヴィークル 7月3番人気で迎えた900メートルの2歳新馬戦は3番手で運び直線に向くとブースター点火。徐々に加速して前を行くサガノオジョウサンを捕らえてデビュー戦で初勝利を飾った。続く前走、今大会のステップレースである8月1300メートルの「デネブ特別2歳」は5頭立てながら1番人気におされた。スムーズなスタートとはいかなかったが、ダッシュをつけてハナを奪うと後続をおさえ、そのまま逃げ切って連勝。しまい追い込んできた2着サガノオジョウサンとは4馬身差だったが着差以上の勝ちっぷりだった。無キズの3連勝での重賞初制覇へ視界は良好とみる。
◯⑧アオイノユメ 6月900メートルのデビュー戦は勝ち馬から1秒6差をつけられ4着に終わったが、2戦目の1300メートル戦はしっかりと脚を溜めつつ道中を運び、最終コーナーを回ると外からスパート。グイッと伸びて初勝利をもぎ取った。続く前走7月1400メートル戦は逃げるメモリーメイラードを前に見る形で競馬を進め、しまい一騎打ちに持ち込んだ。メモリーメイラードには半馬身およばず2着だったが、一走ごとに成長がうかがえる内容。展開ひとつで争覇圏内にいる。
▲⑦カシノアップビート 6月900メートル戦でデビュー。7月JRA小倉芝1200メートル「ひまわり賞2歳オープン」を含めて前走までに全6戦。初勝利となった3走目の6月1300メートル戦は2着に2秒1差をつける圧逃劇を演じた。前走8月の1400メートル戦は2番手から3コーナー過ぎで先頭に躍り出るとそのまま後続をシャットアウト。2勝目を挙げた。前々のポジションを取れれば怖い。
☆④サガノオジョウサン 7月900メートルデビュー戦、続く前走8月「デネブ特別2歳」とポリスヴィークルの後塵を拝して2着。それでも前走はしまいの脚をきっちり使えており、今回100メートルでも距離延長はプラスに働きそうだ。展開がハマればV争いを演じる場面もあるか。
△⑩エイヨーシンワ 6月900メートルのデビュー戦は1番人気を背負うも3着止まりだったが、2戦目の7月1300メートル戦は最終コーナーで外にヨレかけながらもゴール直前でカシノコウルを捕らえて初勝利。今度は1番人気に応えた。4戦目の前走8月1400メートル戦はスタートで躓いたが、立て直しポジションを上げ直線に向くとしぶとく脚を伸ばして2着に入った。課題のゲートをスムーズにクリアできれば大仕事もあり得る。