【佐賀・佐賀城賞】14日発走 グッドタイミング前々で粘って3勝目へ! 予想印を公開
2024年9月13日 12:00 佐賀競馬14日のメインカードは準重賞の「佐賀城賞」(距離1800メートル・5R・17時10分発走)。大きな実力差はなく白熱の主導権争いとなりそうだ。1着馬には29日佐賀3歳3冠重賞大トリ1860メートル「ロータスクラウン賞」の優先出走権が付与される。
◎②グッドタイミング 昨年6月デビュー戦を飾り、3戦目の9月2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」は同世代の実力馬であるトゥールリー、ムーンオブザサマーに続く3着。続く10月2歳重賞「ネクストスター佐賀」4着後、7カ月の休養に入った。4月に実戦に復帰して2戦目の佐賀3歳3冠重賞「栄城賞」トライアルレースである1800メートル3歳特別「鯱の門特別」を軽快に制したが、「栄城賞」には出走しなかった。前々走6月3歳1400メートル重賞「佐賀ユースカップ」は7着に終わったが、前走1750メートル3歳準重賞「虹ノ松原賞」は最内枠から先頭に躍り出てレースを引っ張り、ウルトラクロスには捕まったものの1馬身差の2着。前々で粘れる能力は高く3勝目を狙う。
◯①ラインフォルテ 昨年10月京都芝1800メートルでデビュー。芝3戦、ダート1800メートル戦を1戦して未勝利のまま今年4月佐賀に転入してきた。佐賀では前走7月1400メートルの3歳特別「ブルースター特別」まで1400メートル戦4勝、1300メートル戦1勝で5戦全勝。逃げても、好位または中団からでも反応良くVゴールを決めてきた。今回佐賀では初の1800メートル戦となるが、JRA時代に経験しており自在に構えて6連勝を目指す。
▲⑤ケンタッキーダンス 昨年9月阪神ダート1800メートル戦でデビューし3戦を経て今年1月に佐賀に身を移してきた。佐賀では9戦して未だ勝利はないが、3歳重賞は2月1400メートルの「飛燕賞」(落馬により競走中止)、5月3歳3冠第2弾2000メートルの「栄城賞」(9着)に出場。また2月今回と同距離の3歳特別「竜門峡特別」は勝ち馬のダバイカンティークから1馬身差の2着と善戦。前走8月「有田焼特別」はアクアファースト、シーブレに続く3着と粘りの走りを披露している。スムーズに道中運び、しまい勝負に持ち込めればV争いを演じる場面もあるか。
☆⑨ロイヤルスピーデー 昨年7月にデビューして前走までに全18戦。その中で900メートルのデビュー戦と1400メートル戦を1勝ずつマークした。重賞経験はないが、前々走8月「有田焼特別」は5着と掲示板に載り、前走レコード決着となった9月1860メートル3歳特別「JRA交流サマーカップ」は中央勢の壁は分厚かったものの佐賀勢で最高位の6着。1800メートルの距離適正は十分にあり、うまくペースと展開がハマれば一発が怖い。
△⑩タイムオブクリア 昨年8月にデビューし前走まで実に24戦している。勝ち星は5月の1400メートル戦1勝のみだが、中距離戦は7月「虹ノ松原賞」5着、8月「有田焼特別」7着の2走だけで未知の部分がある。差し馬で「虹ノ松原賞」では上がり3ハロン最速をマーク。脚質的には短距離より中長距離向きで侮れない。