米ベルモントS覇者ドーノック、骨挫傷で電撃引退…種牡馬入り 米紙が報道
2024年9月29日 11:00 6月8日に米クラシック3冠最終戦ベルモントSを制したドーノック(牡3=D・ガーガン、父グッドマジック)は骨挫傷が判明し、引退が決まった。28日、サラブレッドデイリーニュース、デイリーレーシングフォームなど米国の地元紙が報じている。
ベルモントSを制した後、7月20日のハスケルSで2度目のG1制覇。BCクラシック(11月2日、デルマー、ダート2000メートル)の優先出走権を確保した。
BCへのステップに選択した8月24日のトラヴァーズSで4着。思ったほど走れなかったことからBCに向けて本格的に調教を再開するタイミングで獣医師が入念にチェックしたところ、骨挫傷が見つかった。
ハスケルSを制した時点で、引退後はスペンドスリフトファーム(ケンタッキー州レキシントン)で種牡馬入りするとオーナーサイドが発表。BCクラシックがラストランの予定だった。昨年ケンタッキーダービー馬の全兄メイジに続く兄弟クラシック制覇を成し遂げた現役生活にピリオドを打ち、来シーズンから種牡馬として次の世代に血をつないでいく。