【新馬戦総括】レッドキングリー大器予感 ドラゴンウェルズ“世界級”素質

2024年10月8日 05:13

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 素質馬が集結する秋の東京、京都が開幕した。人気を集めた馬が順当に勝ち上がるケースが多かった。

 東京では土曜芝2000メートルを勝ったレッドキングリー。好スタートからハナを譲って2番手で折り合い、残り1Fから一気に加速して後続を突き放した。トップギアに上がった時の迫力に加えて、500キロの雄大な馬格はいい意味でゆとりも感じる。相当な大物だろう。日曜ダート1600メートルを快勝したマリブオレンジは馬群で集中、直線で機敏に内を突く2歳馬離れした勝ち方。湿って走りやすい馬場にしても、勝ち時計1分36秒8はかなり速い。

 京都では土曜ダート1400メートルで圧勝したドラゴンウェルズが“世界級”のパフォーマンス。押し出される感じで4角手前で先頭に立ち、後続を9馬身ちぎった。藤原師から「サウジやドバイを目指している馬だから」と具体的な国名も上がり、今後も目が離せない。

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