【秋華賞】Vチューバーエクア メンタル充実(3)クイーンズウォーク逆転

2024年10月13日 05:30

Vチューバー・樫桜華エクア

  【Vチューバーエクアのポチッと高評価】こんにちは、エクアです。桜花賞馬ステレンボッシュは追い切りの陣営コメントがいまひとつ、オークス馬チェルヴィニアは13着の桜花賞と同じ休み明け、遠征の右回り。クラシックホースに対して重箱の隅をつついて難癖をつけた程度の懸念ですが、「2強」で盤石とは言い切れません。

 ◎クイーンズウォーク。

 実はこの馬も1週前追いで「正直良くなかったです」と鞍上(川田)が語り、不穏な空気が漂いました。大型牝馬が休み明けで抜群パフォーマンスを見せての中3週。気性的にピリピリする面もあり、反動が気になる過程だったことも確か。手前をうまく転換できなかったのもムキになる馬の特徴です。「リズム重視で乗った」という鞍上の言葉も、そうしたメンタル面をケアしたものと思われます。

 不安を一掃したのが最終追い。坂路4F57秒0~ラスト12秒8と時計は平凡ですが、気がはやることなく落ち着き十分。松岡助手は「課題をクリア」として「点と点が線でつながった気がする」と言います。あまりにも付与されてからの手前転換がスムーズで何回も調教を見てしまいました。つまり点と点を線でつなげる調教とは、1週前に馬自身のリズムで走らせ、最終追いで操縦性を高める。このレベルの馬はフィジカルでの大きな進歩は必要ありません。メンタルの充実が陣営の求めるところでしょう。

 京都の内回りが向くとは思いませんし、内枠も桜花賞、オークスと苦い思い出が残ります。その敗戦を分析した上での操縦性とメンタル重視の仕上げに1票を投じたいと思います。パカラッチェ!(Vチューバー)

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