【ホープフルS】クロワデュノールV!キタサンブラック産駒が2歳王者に 北村友「馬を信じていた」

2024年12月28日 15:45

<中山11R・ホープフルS>レースを制したクロワデュノール (撮影・村上 大輔)

 2歳中距離路線の王者を決める「ホープフルS」は、1番人気クロワデュノール(牡2=斉藤崇)が制した。

 クロワデュノールは父キタサンブラック、母ライジングクロス(母の父ケープクロス)の血統で通算3戦3勝。

 騎乗した北村友はJRA・G1通算6勝目。「強かったし、馬を信じていた。」と胸を張り、「本当にたくさんの方々に助けていただいて応援していただいて、またここに導かれたんだと思う。この場をお借りして本当にみなさんに感謝の気持ちを言いたい。来年はまた大きいところで活躍したいと思うので、またともに歩んでください」と涙を流した。斉藤崇師は同8勝目となった。

 マイルのG1・朝日杯フューチュリティSはアドマイヤズーム(牡2=友道)が制している。

 ▼ホープフルS 84年に創設され、阪神で行われていたG3の「ラジオNIKKEI杯2歳S」が前身。14年に2歳中距離路線の頂点となるレースとして中山のG2に昇格し、レース名も「ホープフルS」に変更された。17年にG1に昇格した。

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