【佐賀・新春特別】5日発走 ポリスヴィークル巻き返しに期待! 予想印を公開

2025年1月4日 12:00

前走11着惨敗も見限ることはできないポリスヴィークル

 25年佐賀競馬重賞の幕開け戦である3歳重賞の「第2回佐賀若駒賞」(距離1750メートル、佐賀デビュー馬限定、1着賞金400万円)が5日5R(17時発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。春先の佐賀3歳重賞、そして伝統の3歳3冠重賞を占う意味でも大注目の一戦だ。中距離だけに2歳時に1750、1800メートル戦で好走した経験がある面々がVに近いとみる。

 ◎④ポリスヴィークル 昨年7月デビュー戦は3番手で運んで直線に向くと徐々に加速して初勝利を飾った。続く8月1300メートルの「デネブ特別2歳」は逃げ切って連勝を飾った。重賞デビューの9月1400メートル「九州ジュニアチャンピオン」は3番手で3コーナーを迎えたが、外からミトノドリームにかわされた。その後、懸命に追うも2着まで。そして10月1800メートル重賞「カペラ賞」は初の中距離ながら堂々押し切りに成功。重賞初Vを飾った。11月1400メートル重賞「ネクストスター佐賀」は前団、前走12月1400メートル重賞「フォーマルハウト賞」は積極的に先頭で運んだが、いずれも後半に失速して11着と惨敗。それでも見限るのは時期尚早とみる。距離延長となる今回は巻き返しに期待したい。

 ◯①アオイノユメ 昨年6月にデビューし同月2戦目の1300メートル戦で初勝利をもぎ取った。続く7月1400メートル戦2着を挟んで9月「九州ジュニアチャンピオン」は中団後ろ辺りから運ぶも見せ場なく10着に終わった。それでも10月「カペラ賞」は上がり3ハロン最速をマークし勝ったポリスヴィークルに1馬身差の2着まで迫る好内容。11月「ネクストスター佐賀」でも後方からきっちり追い込んで3着に入った。同月1750メートルの「ペテルギウス特別2歳」は4頭立てとなったが最後方から上がりの脚を使い勝ったハクアイアシストにアタマの差の2着。前走12月「フォーマルハウト賞」も後方から追い込み4着と掲示板には載った。タイプ的には中距離の方が合いそうで切れる末脚を武器に重賞初Vを狙う。

 ▲⑫ハクアイアシスト 昨年7月デビュー戦を飾り3戦目、重賞初挑戦の11月「ネクストスター佐賀」は6着。続く同月「ペテルギウス特別2歳」はアオイノユメに迫られつつ逃げるパームビーチをゴール前でかわして2勝目をマークした。前走12月「フォーマルハウト賞」は中団からしぶとく脚を伸ばして3着と馬券に貢献。前2走アオイノユメに先着しているうえ、まだキャリア5戦で底を見せておらず一発が怖い。

 ☆⑤ムーンオブザエース 5月にデビューして前走まで900メートル1戦、1300メートル2戦、1400メートルを3戦して2勝2着4回と2連対率は100%だ。前々走11月の「ネクストスター佐賀」は8番人気ながら好位で粘り込んで2着に入った。また前走12月1400メートル戦は2番手で競馬を進めて直線半ばでスムーズに抜け出して勝利。「ネクストスター佐賀」と同距離でタイムを1秒5縮めた。今回初の中距離1750メートルで前々に行くタイプとあり可能性は未知数だが、好ペースで運べれば大仕事はあり得る。

 △⑨ダブルバースデー 6月新馬戦でデビューし、これまで前走までに900メートルと1800メートルが1戦ずつ、1300メートルを3戦、1400メートル6戦の計11戦。まだ未勝利だが、2着が1回に3着6回としぶとさを発揮している。初の中距離戦となった10月「カペラ賞」は中団前でテンポ良くレースを進めていたが、しまいは一杯になり6着。それでもレースの経験値は豊富で軽視はできない。

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