【佐賀・雲仙岳賞】25日発走 地力で勝るアエノブライアン中心! 予想印を公開
2025年1月24日 12:00 佐賀競馬1月25日メインカードは準重賞の「雲仙岳賞」(距離1860メートル・5R・17時発走)。地力で勝るアエノブライアンに他馬がどこまで食い下がれるかが焦点となる。
◎⑦アエノブライアン 20年9月大井でデビュー。大井では1600メートル戦3勝、1800メートル戦で4勝をマークし昨年5月佐賀に転入。3戦目の6月A1・A2特別1800メートルの「阿蘇山特別」で佐賀初勝利。続く7月2000メートルの「佐賀王冠賞」は早めに先頭に躍り出て重賞初制覇を果たした。8月1750メートルの「九州チャンピオンシップ」で重賞連続Vを狙ったが、直線コスモポポラリタにかわされて2着。それでも11月準重賞1860メートルの「韓国岳賞」を圧勝すると、同月前々走の2500メートル佐賀最長距離重賞「九州大賞典」は直線ブルベアイリーデとの叩き合いをクビ差で制して重賞2度目のVをゲット。前走12月1800メートル佐賀グランプリ「中島記念」はシルトプレの後塵を拝して2着も、距離適正&勝負根性ともに申し分なく巻き返しへ全力を注ぐ。
◯①タケノサイコウ 21年7月小倉でデビュー。芝を2戦して翌月には佐賀へ転入。転厩初戦から同年11月2歳1800メートル「カペラ賞」、22年2月3歳1400メートル「JRA交流たんぽぽ賞九州産」の重賞2Vを含めて破竹の9連勝を飾った。そして23年10月には1400メートル「佐賀オータムスプリント」で3度目の重賞Vをゲット。その後4カ月休養後、24年は重賞4戦含めて14戦したが白星はなし。それでも8月「九州チャンピオンシップ」で4着、9月1750メートルのA1・A2特別「由布岳特別」、10月2000メートルの準重賞「国見岳賞」、11月1800メートル重賞「九州産グランプリ」と3連続3着と中長距離戦で随所にわたって粘りを発揮しており展開一つで好戦は可能とみる。
▲②トゥールリー 23年6月にデビューして9月2歳1400メートル「九州ジュニアチャンピオン」で重賞初V。昨年1月1750メートル3歳重賞「佐賀若駒賞」、続く2月1400メートル3歳「飛燕賞」を制して重賞3Vを達成した。4月佐賀3歳3冠重賞1800メートル「佐賀皐月賞」と5月2000メートル「栄城賞」は、どちらもしまい伸びを欠いて4着。9月佐賀3歳3冠ラストの1860メートル「ロータスクラウン賞」は果敢に逃げるが直線でかわされ3着。11月には1400メートル「JBCスプリントJpnⅠ」に挑戦するが、最下位に沈んだ。それでも続く同月1750メートルB級特別「霜月特別」、前走1月1400メートル準重賞「門松賞」は逃げ切りに成功している。中距離より短距離の方がマッチしている感はあるが、出脚は秀逸で前々につけられるのは強み。あとは、どう流れに乗るかが大きな鍵を握る。
☆⑧コスモファルネーゼ 21年大井でデビュー。1600、1650、1700メートル戦を1勝ずつと1800メートル戦2勝の計5勝をマーク。重賞は3度挑戦したが、いずれも着外に終わった。そして今年、新天地の佐賀に身を移してきた。転入初戦の1月「雷山特別」はシルトプレに3コーナー過ぎてかわされたものの2着に入り、佐賀中距離適正が十分にあることはアピールできた。まだ底を見せていない部分もあり軽視はできない。
△③グローリー 21年暮れ中山でデビューし1勝を挙げ22年夏、現在の佐賀に転籍。佐賀では前走まで1300~1800メートル戦で10勝をマークしている。重賞経験は6回ありVはないが、23年12月佐賀グランプリ「中島記念」では2着に入っている。また昨年10月1400メートル重賞の「佐賀オータムスプリント」でも3着と馬券に絡んでおり、距離や相手を問わない器用さがあって一発を秘めている。