ドウデュース試験種付け「完璧」 ジェラルディーナ、スタニングローズと配合決定

2025年1月28日 05:25

JRA賞授賞式で壇上に並ぶドウデュース陣営。(左から)友道師、松島オーナー、武豊(撮影・村上 大輔)

 2024年度JRA賞授賞式が27日、都内のホテルで行われた。天皇賞・秋、ジャパンCのG1・2勝(G1通算5勝)を挙げ、惜しまれながら引退したドウデュース(牡6)など受賞馬の関係者に記念レリーフなどが授与された。

 ドウデュースは現在、北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送るため準備中。ノーザンファームの吉田勝己代表は「凄い元気で、脚元も凄く良くなったし、凄いいい馬です」と近況を報告。初年度種付け料は1000万円。既に試験種付けは成功しており「種付けは完璧。抜群にうまい」と笑顔を見せた。22年エリザベス女王杯Vのジェラルディーナ、22年秋華賞と24年エリザベス女王杯を制し、最優秀4歳以上牝馬に選出されたスタニングローズと配合することが決まったと明かした。

 主戦を務めた武豊は「聞いたらドウデュース産駒がクラシックシーズンの時は僕は60歳みたい。頑張りますよ。それも目標の一つになりますね。ダービー?いいですよね」と、ちゃめっ気たっぷりに“還暦ダービージョッキー”への意気込みを示した。

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