【共同通信杯 展望】良血ネブラディスク 無傷2連勝でエリート路線へ
2025年2月10日 21:24 3歳馬の出世レース「第59回共同通信杯」(G3、芝1800メートル)が16日、東京競馬場で行われる。歴代優勝馬にミスターシービー、ナリタブライアン、ジャングルポケットなどが名を連ねるクラシックへの登竜門。今年は登録馬こそ11頭と多くないが、好素質馬が集まった。
キャリア1戦でも良血馬ネブラディスクは目が離せない存在だ。半姉に有馬記念などG1を4勝したリスグラシューがいる血統。京都芝2000メートルの新馬戦は軽く促した程度で急加速。後続を3馬身離しての完勝だった。15年に皐月賞&ダービーの2冠を達成したドゥラメンテの最終世代から出た大物。新馬→重賞を無傷2連勝でエリート路線に乗る。
強烈な決め手を誇るリトルジャイアンツにも注目したい。前走・若竹賞は直線でモタれながらも最後方から見事な一気差しで1着。未勝利戦Vの東京で末脚の威力倍増か。
昨秋、BCジュベナイルターフに挑んだサトノカルナバルは距離延長でも魅力的な存在。未勝利→こうやまき賞を連勝中のカラマティアノス、東京スポーツ杯2歳S3着レッドキングリーも上位候補だ。