【クイーンC 展望】エンブロイダリー 昨夏レコードVの末脚再び!
2025年2月10日 21:22 牝馬クラシック戦線につながる「第60回クイーンカップ」(G3、芝1600メートル)が15日、東京競馬場で行われる。多彩なメンバーが集まり、桜花賞を占う上で必見のレースになった。
注目は前走・東京1勝クラスで2勝目を飾ったエンブロイダリーだ。初白星は昨夏の新潟で2歳コースレコードの7馬身差圧勝。続く中山サフラン賞(5着)は後方から伸び切れなかったが、前走は中団から豪快に突き抜けた。これまでの全4戦で上がり3F最速を記録する切れ者。1F延長もOKで、強烈な末脚が再び火を噴く。
京都で新馬戦を快勝したマディソンガールは、半姉に3冠牝馬リバティアイランドがいる良血。新馬戦で見せた上がり3F33秒0の瞬発力は超A級だった。
ハイレベルだったフェアリーSの2着馬ティラトーレ、3着馬エストゥペンダもV資格は十分。阪神JFで大崩れしなかった4着ショウナンザナドゥ、6着コートアリシアンも軽視はできない。