【京都記念 展望】昨年の牝馬2冠チェルヴィニアが主役
2025年2月10日 21:25 今週の京都日曜は、伝統の古馬G2「第118回京都記念」(16日、芝2200メートル)がメイン。春の大舞台を目指す実力馬が集結した。
昨年の牝馬2冠チェルヴィニアが主役を務める。オークス、秋華賞と連勝で挑んだ前走ジャパンCはスローの流れを好位で我慢する形。末比べの直線は伸び切れなかったが初めての古馬相手で4着と健闘。悲観する内容ではなかった。伸び盛りの4歳。休養を挟み、馬体はパワーアップしている。1週前追いは美浦Wコースで6F80秒8の好時計を馬なりで刻み、好調をアピールした。2度目の京都遠征で長距離輸送は問題なし。重賞タイトルを積み重ね、春の大舞台へ弾みをつける。
同じくジャパンC14着から参戦する23年皐月賞馬ソールオリエンスが対抗。この舞台で行われた昨年の宝塚記念は中団後ろから上がり3F最速タイの末脚で2着に浮上した。条件替わりで前走以上のパフォーマンスが期待できる。
連覇を狙うプラダリアは昨年の香港ヴァーズ11着以来。中間は池添騎乗でしっかり負荷をかけられ、態勢は整いつつある。今年も立ち回りのうまさを生かしたい。セイウンハーデスは長期休養明けの前走チャレンジC5着を叩いて急上昇ムード。本領発揮ならG2でもチャンス十分だろう。京都で2戦2勝の実績馬ヨーホーレイクも侮れない。