【フィリーズR】ルージュラナキラ 桜切符獲り照準!無傷の3連勝へ
2025年3月4日 05:18 桜花賞TR「フィリーズレビュー」も東の2戦2勝馬ルージュラナキラに注目だ。
関東馬ルージュラナキラがさらなる飛躍を見据え、仁川に乗り込む。昨秋の東京新馬戦は余裕の逃げ切りV。出遅れた前走つわぶき賞(中京)は一転し、大外一気で2連勝。真逆の状況への機敏な対応に素質の高さを示した。加藤征師は「前走は少しテンションが上がり、後ろから行く形。あれだけ外を回して差し切ったのだから大したもの」と潜在能力を評価する。
前走後は、前2戦と同じ1400メートルのフィリーズレビューに照準を合わせた。「4週前に美浦に戻し、最初の1本目から凄く動きが良かった。(2月26日の)1週前はコースでしっかり。当週は輸送もあるのでそんなにやらなくていいでしょう。ゲートの方も練習は毎週積んでいます」と順調な過程に目を細める。
19年香港マイルを制した父アドマイヤマーズ(父ダイワメジャー)の産駒は現3歳がファーストクロップ。2月クイーンCでエンブロイダリーが同産駒JRA重賞初Vと勢いもある。指揮官は「(初の)右回りは特に問題ない。スタートしてみないと分からない面もあるけど、出るようなら、馬群でもまれるよりは前に行った方がいいと思う。慣れている1400メートルも現状では一番いい。楽しみにしています」と前向き。無傷3連勝で重賞も突破するようなら“桜冠”も見えてくる。