【佐賀・第24回ル・プランタン賞】6日発走 ドライブアウェイ堂々の重賞連覇へ! 予想印を公開
2025年4月5日 12:00 グランダム・ジャパン2025(地方全国交流)の指定レース「サガテレビ杯 第24回ル・プランタン賞(レッドベルジュール賞)」(3歳牝馬限定/距離1800メートル/1着賞金700万円)が6日4R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。
22年ケウ(川崎)、23年マルグリッド(兵庫)、24年グラインドアウト(高知)と遠征勢が3連覇中。今年は高知所属のドライブアウェイが絶対的な本命になりそうだ。
◎②ドライブアウェイ
昨年7月に高知でデビューし、10月の「ネクストスター高知2歳」まで土つかずの4連勝。
昨年末に行われた「金の鞍賞(ゴールデンバローズ賞)」は単勝1・1倍に支持されながら、まさかの7着。断然人気を裏切る結果になったが、初遠征となった姫路の「兵庫クイーンセレクション」では、スッと先団に取りつくと4角手前で早くも先頭。直線は一気に後続を引き離して2着に1秒8差の大差をつける圧勝劇で重賞初制覇を飾った。
今回は初の佐賀コース、1800メートルへの距離延長と課題はあるが、地力は断然。おそらく抜けた支持を集めるだろうが、それに応えられるだけの器だ。
逃げてよし、差してよし。堂々と重賞連勝を狙う。
◯③オモチチャン
昨年11月に園田でデビュー。初陣こそ2着に敗れたが、12月に初勝利を挙げると以降も安定した走りを見せて、デビューから6戦して馬券圏外に敗れたことがない堅実派。
2走前は先行して好位置から抜け出す形で2勝目を挙げたが、前走は中団から差し脚を伸ばして2着と脚質の自在性も魅力。
小回りの佐賀コースだけに、できればある程度の位置は確保したいところ。馬券圏内からは外せない。
▲⑧プチプラージュ
昨年5月に門別でデビュー。同9月に地方全国交流競走「金沢シンデレラカップ」で優勝。笠松重賞「ラブミーチャン記念(SP1)」2着などの実績を残し、昨年12月に笠松へ主戦場を移した。
10戦というキャリアに加えて、遠征経験も抱負。前走の笠松重賞「ジュニアグローリー(SP3)」は最内枠で発馬ひと息だったのが影響し、うまくリズムに乗れず6着。今回は外枠(7枠)に入ったのでレースはしやすくなるだろう。巻き返しを図る。
☆⑩ハクアイアシスト
昨年7月のデビュー以降、11月の「ネクストスター佐賀」を除く8戦で山口勲が鞍上を務める。今年1月の「佐賀若駒賞」で牡馬を相手に重賞初制覇。
デビューから9戦して掲示板外は1回と毎回確実に自分の脚は使う。前走3月「波戸岬(はどみさき)特別」は思ったほど動けずに3着と結果、内容ともに物足りなかったが、あくまでも前哨戦。
気性の激しいパイロ産駒らしく外枠は歓迎。重賞初制覇の時も8枠だったので、今回も大駆けを期待したい。
△④プレミアムカインド
昨年8月に佐賀でデビュー戦を勝利。ナダル産駒らしく雄大な馬体を誇るが、2歳時は身体をうまく使い切れないシーンが目立った。
確実な良化を見せたのが前走1月の「花吹雪賞」。3角から猛然と捲りを仕掛けると直線は断然人気だったハクアイアシストとの一騎打ち。クビ差前に出てうれしい2勝目を手にした。オープン路線を歩む有力馬に勝ちきったのは大きな成長。
今回はそれ以来、約2カ月ぶりの実戦。どこまで上昇曲線を描いているか注目したい。