【佐賀・佐賀桜花賞】12日発走 ムーンオブザエース勝って佐賀皐月賞へ! 予想印を公開
2025年4月11日 12:00 佐賀競馬の今週土曜日のメインレース「佐賀桜花賞」(距離1750メートル/1着賞金100万円)は12日3R(17時00分発走)で行われる。
この先の重賞路線を目指す有力馬もいて、今後を占う意味でも注目のカード。2月の「飛燕賞」で重賞初制覇を飾ったムーンオブザエース(3歳=土井)が登場。初対戦の古馬を撃破して、勢いに乗る。
◎⑩ムーンオブザエース
昨年5月に川島拓を背に佐賀でデビュー。昨年11月の「ネクストスター佐賀」、今年1月の「佐賀若駒賞」はいずれも2着に敗れたが、今年2月の「飛燕賞」で待望の重賞初制覇を飾った。初陣から9戦連続で2着以内を続ける堅実派。好位からスッと動ける機動力があり、センスは抜群だ。ここは初めて古馬との対戦となるが乗り越えられる素質は十分。前走で時計勝負にも対応した。勝って目標の佐賀皐月賞(5月4日)へと駒を進めたい。
◯⑤デジタルサイオン
23年7月にJRAでデビュー後、南関(大井)を経て昨年7月に佐賀へ。移籍後は11戦3勝2着8回と堅実な走りを続けている。勝ち味に遅いが、毎レース力は出し切るタイプで、この距離(1750メートル)は4走前にハナ差の2着。近走は2着続きの惜敗が続くが、今回は相手関係も楽になる。馬場、展開不問で馬券には押さえておきたい。
▲①ダンツトレント
23年10月にJRAでデビューし、昨年10月に佐賀へ移籍。JRA在籍時は芝中距離で勝ち上がることができなかったが、移籍初戦で初勝利をつかむと、掲示板を外さない安定した走りを続けている。前走は飛田愛斗のケガで石川慎将が初めて手綱をとって3着。脚の使いどころが難しいタイプなので、継続騎乗となるのはプラス材料だろう。近走で戦ってきた相手を考えても突き抜ける力は十分だろう。
☆⑨プリンシパルアクト
22年12月に南関(大井)でデビュー。昨年3月に佐賀へと移籍し、順調にキャリアを重ねている。1300~1400メートルの短距離で実績を重ねており、中距離路線を試したのは2走前から。1400メートルのレースでもハナに行けるスピードと前進気勢があるので、どの位置からの競馬になるかがポイント。前走は控えて6着に敗れたが、差しに構えて上がりが使えた点は好材料。今後に生きるレースだった。
△⑪カシノルーカス
23年6月に佐賀で初陣を迎え、デビュー勝ち。通算34戦6勝と豊富なキャリアを誇る。近走はワンペースで決め手に欠ける印象があり、陣営は3キロ減のルーキー長谷川蓮を起用。枠番(大外枠)的にも今回は積極的にレースをつくる展開になるだろう。甘さはあるが、ペース次第では馬券圏内も視界に入る。