【水沢11R・留守杯日高賞】フリーダム先行抜け出し!

2025年4月20日 09:30

 岩手牝馬クラシック第1弾は、過去10年で8勝を挙げる他地区馬が優位な一戦。大井から参戦する(7)フリーダムを主役に推す。先行力を武器に大井で3勝を挙げると、初の左回りだった浦和のユングフラウ賞は差す競馬で4着。続く桜花賞は見せ場なく終わったが、南関のハイレベル戦は出走だけでも大きな経験。水沢は走り慣れた右回り、先行抜け出しが決まる。

 相手は川崎モンゲーキララ。今年3戦はひと息の成績が続くが、近2走は◎と同じ南関重賞だけに度外視できる。この相手なら3走前だけ走れれば通用する。地元勢ではステイクラッシーが侮れない。前走あやめ賞2着は勝ち馬とのゴール前の叩き合いに負けただけ。以前のような先行一本のイメージはなくなっただけに、好位追走で一発を狙う。前走の末脚が光るタカマキフォー。1F延長で流れが向くようなら差し切りも可能だ。

 ▼スノーミックス(永田師)前走より状態は良くなっている。マイル戦で有利な1枠を引けたし前々走のように内で脚をためる競馬がハマってくれないかな。

 ▼ファーマビューティ(大宮師)前走後も変わりなく順調に調整ができている。もまれ弱いところがあるのでペースが落ち着く1600メートルで変わり身に期待する。後は輸送をクリアしてくれれば。

 ▼フタイテンホイール(斎藤雄師)状態は平行線。どちらかと言うと盛岡コース向きの馬。馬格もないので雨が降って軽い馬場になってほしい。

 ▼タカマキフォー(佐藤祐師)今回も前走のような末脚勝負に徹します。追い切りの状態はいいし、1F延びるのも問題ない。あとは流れだけだと思う。

 ▼ノヴェルウェイ(伊藤忍師)いいスピードを持っているが前走を見る限り重賞だとどうだろう。それに1600メートルも長い感じ。

 ▼コニパ(畠山師)この距離はこなせる馬だけど強力な遠征勢がいるからね。相手なりの競馬で入着を狙っていきたい。

 ▼フリーダム(宗形師)前走はスタートで後手に回ったのが全て。ベストの距離は1400メートルだと思うが同世代同士ならマイルでも戦えるはず。輸送は気にならないし、スピード生かした競馬で結果出したい。

 ▼ビップジェシー(飯田弘師)中央での成績から距離は問題なさそうだが、前々走の勝ち時計からここではどうか。調子の良さでどこまでやれるかだね。

 ▼ピンクノバラ(新田師)前走の敗因がよく分からない。距離なのかな。調教時のテンションが高くなってきたのも気になる。繰り上がりでの出走だし1つでも上の着を拾えれば。

 ▼ステイクラッシー(瀬戸師)攻め馬の動きは凄くいいし、前走のような競馬ができればマイル戦にも対応できる。遠征馬が相手でも上位争いを期待している。

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