【盛岡11R・あすなろ賞】ミニアチュール無敗舞台

2025年6月1日 09:30

3戦3勝の盛岡9Fでミニアチュールが先行力を発揮(岩手県競馬組合提供)

 1~3着馬に一條記念みちのく大賞典(29日、水沢)の優先出走権が与えられる中距離重賞。5歳牝馬(9)ミニアチュールにチャンス到来だ。今年はこれまで強豪牡馬相手に3、8、3着と勝てないレースが続いているが、7F戦の前々走を除けば勝ち馬から大きく負けていない。重賞2Vを含む3戦3勝と得意の盛岡9F戦になれば、持ち前の先行力が存分に生きる。

 近2走ともに4着だったヘリオスの変わり身に警戒したい。千葉幸師が「引っかかる心配のない馬」と語っており、距離延長に対応できれば上位争いに加われる。叩き2戦目となるサンビュートの前進Vも十分。道営所属時に中長距離の重賞で活躍した実績を持つ。久々のマイル戦に59キロと前走の敗因は明確。巻き返しがあっても不思議はない。赤松杯3着が光るノーブルサターンにも要注意だ。

 ▼スズカゴウケツ(千葉幸師)昨年勝った時と同じ最内枠を引けたのはいいね。道中はインで運んで一発を狙いたい。

 ▼ノーブルサターン(板垣師)調教が順調な前走で結果が出なかったあたりは年齢なのかな。ここもレースにいって、どれだけ走る気になるかだと思う。

 ▼ヘリオス(千葉幸師)転入2戦の結果がひと息なので距離を延ばしてみる。この距離で新たな一面が見られればと思っている。

 ▼グラシアス(佐藤雅師)まだ馬の力をつかみ切れていない。状態は変わらないから、このメンバー相手にどこまでやれるかだね。

 ▼サクラトップキッド(伊藤忍師)休み明けの今回は6、7分程度の仕上がり。次走の一條記念みちのく大賞典につながるレースができれば。

 ▼カレンルシェルブル(小西重師)状態は変わりないけど繰り上がりだからね。前走の走りから馬体が太いのかな。頑張ってほしい。

 ▼サンビュート(菅原勲師)転入初戦の前走(4着)は休み明けで59キロもあったのかな。1度叩いて良くなったが本調子ではなさそう。でも距離が延びるのはいいし今度は期待している。

 ▼ミニアチュール(佐藤祐師)前走3着だけど前2頭に決定的な差をつけられたからね。年末の桐花賞2着を物差しにすれば十分勝負になると思うが、初対戦組もいるので何とも…。

 ▼トーセンマッシモ(佐藤浩師)前走2着と徐々に良くなっている。ここに入ってどこまでやれるかだ。

 ▼モズユイユイ(伊藤忍師)正直このメンバーだと力が足りないかも。ただマイルだと忙しい感じなので、この距離でいいレースができればと思っている。

 ▼ギャレット(佐藤浩師)前走の結果からやはり芝馬だね。でも減っていた馬体が戻ってきたのはいいね。

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