【佐賀・水無月特別】8日発走 カシノカンピオーネ現級連勝へ! 予想印を公開

2025年6月7日 12:00

前走で現級初勝利を決めたカシノカンピオーネ

 今週末の佐賀競馬は7、8、9日の3日間開催。日曜日のメインレース「水無月特別」(距離1800メートル/1着賞金80万円)は8日6R(18時0分発走)に行われる。前走好内容で現級初勝利を手にしたカシノカンピオーネが自慢の末脚を発揮して連勝を狙う。

 ◎⑤カシノカンピオーネ(古賀厩舎) 昨年10月の佐賀移籍後は破竹の9連勝で頭角を現した。現級昇級後は2、7着とクラスの壁に阻まれたが、前走の「青葉特別」は中団で脚を溜めると、先に抜け出したプリンシパルアクトをゴール前でとらえて現級初勝利。鞍上山田義貴の好騎乗が光った。今回も積極策をとるであろうプリンシパルアクトをつかまえられるかが焦点。目標ははっきりしているのでレースはしやすいはず。うまく馬群をさばければ現級連勝が狙える。

 ◯④プリンシパルアクト(池田厩舎) 昨年3月に佐賀移籍後は着実に実績を積み上げてきた現級の安定勢力。3走前の「卯月特別」で逃げて現級2勝目を手にすると、直近2走はハナにこだわる競馬で連続2着。メンバー的に今回も積極的にハナに立って、自らペースを刻むことが予想される。手替わり後、連続2着の鞍上金山昇馬にとってはいやがうえにも力が入る一戦。先行策でしぶとさを生かしたい。

 ▲③ダンツトレント(古賀厩舎) 昨年10月に中央から佐賀へ移籍。今年1月の「新春特別」で現級初勝利を手にしている。以降8戦未勝利に終わっているが、いずれも差のない競馬で掲示板は外していない。前走の「青葉特別」は勝ったカシノカンピオーネから0秒4差の3着。位置取りの差が着差となってしまったが、上がりは最速タイムだった。直近4走はいずれも重、不良馬場だったので、持ち味の末脚を生かすためにも理想は良馬場だ。

 ☆②ゲットザフェイム(鮫島厩舎) 23年8月に中央から佐賀に転入。着実に賞金を重ねながら現級まで昇級してきた。現級初戦となった前走1400メートル戦は鋭い差し脚を見せてクビ差の2着。今回は距離延長となるが、2走前の「メイ特選」では同距離で白星を挙げているように問題なくこなせるだろう。その2走前は馬場の違いこそあるものの、今回人気を背負うカシノカンピオーネの前走勝ちタイムより0秒8早かった。一気の相手強化になるが、うまく中団位置を確保できれば好走が期待できる。

 △⑨ニシノリンダ(真島元厩舎) 今年4月に佐賀へ移籍。中央では昨年8月と早い段階で未勝利戦を勝ち上がっている。キャリア6戦とフレッシュな状態で移籍した後は、現級で4、2着。マクフィ牝馬らしくスピードに勝ったタイプで一気の距離延長はレースしてみないと分からないところがあるが、素質は通用する。430キロ台の小柄な馬なので揉まれにくい外枠に入ったのは歓迎材料だろう。

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