【安田記念】2着のガイアフォース 吉村は「ブリンカーをつけたのが良かった」

2025年6月8日 16:45

<安田記念>2着でレースを終えたガイアフォース(撮影・郡司 修)

 短距離、マイル、中距離のG1馬5頭が顔をそろえた春のマイル王決定戦「安田記念」は2番人気のジャンタルマンタルが制し、朝日杯FS、NHKマイルCと合わせて全てマイルG1で3勝目となった。勝ち時計は1分32秒7だった。

 2着は9番人気のガイアフォースが入った。3着に1番人気のソウルラッシュが入ったが、ガイアフォースが3連単6万5970円の高配当を演出した。

 中団をキープし、直線で伸びたガイアフォースについて、吉村は「レース前の雰囲気はほどよく気合いが乗っていて、これくらいかなと思っていた。ある程度いいスタートを切って、いいところから競馬できた。枠なりに走らせて、最後、馬場の良いところへ出せたのは良かった」と語った。

 さらに「3、4角でごちゃついて、少し位置を下げたのがもったいなかった。勝ち馬とはスムーズさを欠いた分の差。それでもここまで差を詰めているし、道中はひと息入れられて、最後伸びてきたところを見てもブリンカーをつけたのが良かったと思います」と振り返った。

 ▼安田記念 1951年、安田賞として創設。日本中央競馬会の初代理事長を務めた安田伊左衛門に由来。84年のグレード制導入時にG1に格付けされた。春のマイル王決定戦。

特集

2025年6月8日のニュース