【盛岡競馬 若鮎賞】セイクリスティーナV 次走は8月ジュニアグランプリへ

2025年7月22日 21:01

若鮎賞を制したセイクリスティーナ(岩手県競馬組合提供)

 盛岡競馬の2歳重賞「第26回若鮎賞」(芝1600メートル)が22日の12Rで行われ、セイクリスティーナ(牝=佐々木由、父タリスマニック)が中団のインから直線で外に持ち出して差し切り、重賞初制覇を飾った。2着トゥーナスタディ、3着リュウノパラダイスと上位3頭にジュニアグランプリ(8月19日、盛岡芝1600メートル)の優先出走権が与えられた。

 デビューから3走とも手綱を取った山本聡哉は「大外枠だったのでスムーズにスタートできました。ただ、芝1600メートルですし、今の芝は内が有利。向正面で進路取りにちょっと迷いましたが、スペースが空いたので3、4コーナーで内を回れたのも良かったと思います。あとは馬群をどうさばくかでしたが、外に出すことができました。イレ込みやすい馬ですが、厩舎スタッフがうまく調整してくれて結果を出せました。マイルくらいなら芝ダートを問わないと思います」と振り返った。

 一方、管理する佐々木由則師は「テンションが上がりすぎるのが心配でしたが、落ち着いてレースに臨めました。うまくクリアできました。血統的に芝が合うと思っていたので、前回を勝った後は若鮎賞一本に絞って調整を進めてきました。これで権利を取ったので、ジュニアグランプリへ向かいたいと思います」と見通しを語った。

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