【キーンランドC】パンジャタワー 直線差し切り重賞3勝目 松山弘平は史上7人目の全10場重賞制覇

2025年8月24日 15:40

パンジャタワー(手前)

 サマースプリントシリーズ第5戦のG3「キーンランドC」は2番人気のパンジャタワー(牡3=橋口、父タワーオブロンドン)が直線、外から差し切って1着。G1NHKマイルCに続く重賞3勝目を挙げた。

 鞍上の松山弘平(35)は札幌での重賞初勝利となり、史上7人目となる全10場重賞制覇を達成した。今年はレパードS(ドンインザムード)以来5回目の重賞勝ちで、通算では53回目。管理する橋口慎介師(50)はNHKマイルC(パンジャタワー)以来今年4回目の重賞Vで、通算8回目。

 2着は4番人気のペアポルックス、3着に3番人気のカルプスペルシュが入り3連単<5><6><16>は3万510円(55番人気)。1番人気のウインカーネリアンは5着だった。

 ▽キーンランドC 1996年にオープン特別として創設され、2006年にG3に格上げされた。スプリンターズSに向けての前哨戦に位置づけられ、優勝馬にはスプリンターズSの優先出走権が与えられる。またサマースプリントシリーズの対象レースにも指定されている。キーンランドとはアメリカのケンタッキー州レキシントンにある競馬場で、周辺は馬産地として世界的に有名。

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