【大井11R・東京記念】グロリアムンディ貫禄の走り

2025年9月17日 05:00

実績上位のグロリアムンディ

 (12)グロリアムンディが不動の中心だ。JRA在籍時の23年、船橋2400メートルのダイオライト記念を制覇。ダートグレードVの実績はここでは頭一つ抜けている。南関転入初戦の前々走は3着だったが、前走は川崎のオープン特別で7馬身差の圧勝劇を披露。7歳でも衰えていないことを証明した。これまで戦歴を考えれば、重量56キロは極めて有利。右回りの京都で重賞(平安S)を勝っており、大井への不安もない。貫禄の走りで古馬中距離路線の主役に躍り出る。

 転入初戦のナチュラルハイが相手筆頭。JRA5勝の実績から初物尽くしのここでも軽く扱えない。条件クラスで力を蓄えてきたマルカンラニも上位争いへ。

 ▼ロイヤルペガサス(宗形師)前走は逃げてうまく残してくれた。状態は変わらず順調。距離は分からないが、(前に)行く展開でどういうレースをしてくれるか。

 ▼グリューヴルム(内田師)状態は前走より良くなっている。気性的に難しく、相手なりに走るような感じだが、矢野騎手がうまく乗ってくれているし、長いところも合っている。ここも最後まで力を出し切ってくれれば。

 ▼ヴェルテックス(藤田師)前走は上位馬が強かったが、年齢を感じさせないし、中間も元気いっぱい。距離の不安はないので、頑張ってもらいたい。

 ▼グロリアムンディ(川島一師)前走のレースを見て、使いつつ本来の力を取り戻しつつあると感じた。硬い馬なので暑い時季は負担も大きいし、休みに充てた。いい休養になったし、ここを目標に予定通りにスケジュールをこなせている。前走よりも調子はいいはず。ピッチ走法でスタミナを消費しにくいので距離は合っている。

 ▼ヴィアメント(藤田師)前走後も順調だし、このクラス(オープン)にも慣れてきた感じ。長距離は合っているので、適性の高さを生かしてほしい。

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2025年9月17日のニュース