ミシェル4年連続不合格「来年以降のことは何も考えられません」 騎手免許試験「該当者なし」

2025年10月3日 05:08

ミカエル・ミシェル

 26年度の新規調教師免許試験と同騎手免許試験の第1次合格者数が2日、JRAから発表された。

 9人(JRA競馬学校生徒0人)が受験した騎手免許試験は「該当者なし」で合格者0人。フランス人女性騎手で4年連続4度目の受験となったミカエル・ミシェル(30)も不合格となった。来年1月に行われる日本語での口頭試験を含む2次試験に進むことができず、ルメール、M・デムーロに続く外国人JRA騎手の夢は今年もかなわなかった。ミシェルは現在、地方競馬の短期免許を取得し、川崎を拠点に騎乗中。11月21日まで南関東を中心に騎乗を予定している。この日、船橋で騎乗していたミシェルは「今はとても残念で寂しい気持ちです。来年以降のことは何も考えられません」とコメントした。1次試験合格者がいなかったため、来春デビューのJRA新人騎手は0人となった。

 118人が受験した調教師免許1次試験は14人が合格。2次試験は12月2、3日に行われ、同11日に合格発表を予定している。

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