【園田競馬 ネクストスター園田】エイシンイワハシル 2番手追走から抜け出し重賞2勝目
2025年10月29日 17:55 園田競馬「第3回ネクストスター園田」は29日、11Rの1400メートル戦で争われ、大山龍太郎(21)騎乗の2番人気・エイシンイワハシル(牡2=坂本和、父アジアエクスプレス)が好位から抜け出し、重賞2勝目を挙げた。2着は1番人気のリーガルタイム、3着には3番人気のエイシンリガーズが入り。3連単<8><2><5>は4番人気の1670円と人気サイドで決着した。
エイシンイワハシルが鮮やかなV劇を披露した。スタートを五分に出ると、楽に2番手を追走。道中も淡々と流れて、隊列は変わらず。「(エイシンリガーズの小牧)太さんが楽に逃げていたので、残ってしまうんじゃないかという不安はありましたが、イワハシルも力があり余っていました」と大山龍。その言葉通りに勝負どころの手応えは抜群だった。直線に入ると一気にかわし、最後は3馬身半差をつけての完勝だ。
大山龍は「枠も良く、力を発揮することができました。最後はよく伸びてくれました」と笑顔。管理する坂本和也師(52)は「体が締まっていたし、体つきも良かったです。いいレースをしてくれました」と期待に応えた愛馬と愛弟子・大山龍の活躍に満面の笑みを浮かべた。
ホッカイドウ競馬から転入後は重賞2連続V。しかも、今回は強さが際立っていた。今後は「兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2、11月27日、園田1400メートル)を目指します」と指揮官。悲願の地元馬初制覇の夢をかなえてもらいたい。
