【盛岡12R・南部駒賞】道営ティーズアライト好勝負必至

2025年11月11日 09:30

前々走からブリンカー装着のティーズアライトがV争い(ホッカイドウ競馬提供)

 盛岡12R【主力伯仲】過去10回で6勝を挙げる道営勢が6頭参戦する2歳重賞。今年は道営(11)ティーズアライトを主役に推す。デビュー2戦目の門別1700メートルで初勝利を決めた後は、さえないレースが続いたが、レース中にソラを使い真面目に走っていなかったのが最大の要因。問題解決のため陣営は前々走で5F戦に出走し、レースに集中するためにブリンカー着用を試みた。初戦こそスピード負けで敗れたが次走で勝利と効果はあったよう。大外枠だが早めに前につければ好勝負必至とみた。

 相手筆頭は地元のディオニス。3連勝を狙った前走だったが勝ち馬のスピードが一枚上だった。1F延びて流れが落ち着くようなら抵抗できる。3連勝と勢いに乗るアラモ、札幌芝のクローバー賞で2着があるトーアサジタリウス、吉原を鞍上に起用したレヴェルトディオの道営勢も互角。

 ▼トゥーナガラリエ(斎藤雄師)この馬の出来は維持している。今回は一気に相手が強くなるから強気にはなれないね。

 ▼ディオニス(佐々木由師)前走は勝った相手が強かった。初めてのマイル戦と、強い道営勢相手にどこまでやれるかだね。

 ▼アラモ(田中淳師)ここにきて馬体が成長してきており、状態も前走並みにいい。ハーフブルー(25年優駿スプリントなど6F以下で5勝)の弟だけど、この馬は脚長なので距離が延びるのは良さそう。

 ▼ジェイエルビット(佐々木由師)前走は何とか勝ってくれた。不器用なタイプでジリジリとしか伸びない。渡辺竜君の手綱さばきで新たな面が出ないかな。

 ▼ポリッキー(角川師)状態は上向いている。近2走はコーナー4つで本来の走りができていない。新馬勝ちの内容は良かったしワンターンで巻き返したい。

 ▼トーアサジタリウス(佐々木国師)悪い状態ではないね。血統的には短距離向きも乗り味はマイルぐらいが向いている。前走は鞍上が控え過ぎ。中団ぐらいにつけられれば十分やれる。

 ▼ドライブミーホーム(森山雄師)前走は二の脚がつかず前がふさがり後方からとなってしまった。初めてのマイルだが流れに乗って差し脚を発揮できれば。

 ▼キララカ(菅原勲師)状態は悪くないけど、このメンバーに入ると厳しいね。

 ▼トゥーナスタディ(斎藤雄師)順調にきているけど前走の走りから、やはり芝の方が合いそう。ダートの重賞となるとどうか。

 ▼レヴェルトディオ(田中淳師)能検時から期待していた馬。使うとトモに疲れが出て思い切った調教ができなかったが、初めて前走から疲れが出なくなったのはプラス。脚質的にワンターンのマイルも合いそう。

 ▼ティーズアライト(小野望師)レースでソラを使うところがあるので前々走からブリンカーを着けて、次走で距離を戻したら結果が出た。今回も装着する予定なので再び効果が出れば。

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