【ジャパンC】ダノンデサイル 伸び負け3着 安田師「ちょっと気負っていたのかな」

2025年12月1日 05:21

<12R・ジャパンC>ゴール後に落馬したルメール(左)と戸崎   (撮影・村上 大輔)

 昨年ダービーを制した舞台で完全復活が期待されたダノンデサイルだったが、上位2頭に離された3着。中団からジワジワとしぶとく脚を伸ばしたものの、ダービーV時のような強烈な切れ味は見られなかった。

 手綱を取った戸崎は「前走以外では今までよりスイッチが入っている感じも、問題ないと思っていた。でも1~2コーナーで力み、向正面でようやく抜けた。しっかり伸びて力は見せたが、最後は力んだ分の差」と敗因を分析。安田師も「ちょっと気負っていたのかな。ドバイとかはもう少し滑らかに行けていた」と、鞍上と同じ見解だった。

 ゴール入線後に放馬した同馬については「ビデオを見る限り(空馬と)接触はしていない。レース後のダメージがあるので程度を見ながらケアしたい」と同師。一方、落馬した戸崎は左膝を強打。「今日の検査で骨折や腱の損傷は見つからなかったが凄く腫れている」と語り、松葉づえに頼りながら帰宅。大きなケガでないことを祈るばかりだ。

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2025年12月1日のニュース