【有馬記念】オーナーとの別れ、日高へのこだわり…武豊 ザ・ロイヤルファミリーと「重なる部分多い」
2025年12月22日 05:29 有馬ウイークが幕を開けた。25年中央競馬の総決算「第70回有馬記念」(28日、中山)まであと6日。歴代最多タイの4勝を挙げる武豊(56)は、宝塚記念覇者メイショウタバルとのコンビで史上12頭目の春秋グランプリ制覇に挑む。8月に亡くなった馬主・松本好雄さんとの秘話、大一番へ挑む思いをスポニチ本紙に激白した。
【武豊に聞く】
――競馬の世界を舞台にしたTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」を視聴していたとか?
「偶然なのか、佐藤浩市さんが演じた馬主(山王耕造)の死去は、松本好雄オーナーと合致。ドラマは日高の生産馬にこだわっており、松本オーナーもまさにそのこだわり。筋書きに重なる部分は多かった気はします」
――昨年は引退レースとなるはずだったドウデュースがまさかの回避。
「(優勝した)2年前のドウデュースが周囲から“劇的だった”と評価してもらえたのは僕自身がケガから復帰し、有馬記念に間に合わせたからだったと思う。ところが、昨年はオッズ1倍台を覚悟したのに直前で回避…。振り返るだけで何か起きていますよね」
――公開枠順抽選会(25日)は過去、何度も内枠を引き当てて沸かせている。
「参加しますよ。誰が引くかはまだ決めていないけど、石橋さん(調教師)の性格からしてオレが!とは言わないでしょうし…となると、僕ですかね」

