【桜花賞】ドリームコア 順調ラスト1F1F11秒5 萩原師手応え「体がしっかりしてきた」

2026年4月9日 05:30

CWコースを2頭併せで追い切るドリームコア(左)(撮影・中辻 颯太)

 頂点まで駆け上がる準備は整った。「第86回桜花賞」の最終追いが栗東&美浦トレセンで行われ、栗東滞在の関東馬ドリームコアはCWコースで併せ馬。直線は余力十分に先導役を抜き去り、好調をアピールした。前走クイーンCで重賞初制覇を飾った良血が初のG1舞台に挑む。前哨戦のアネモネSを制したディアダイヤモンドは新タッグの戸崎を背に美浦Wコースでラスト1F11秒5をマーク。中3週でも疲れを感じさせない動きだった。

 馬が少ない時間帯に栗東滞在の関東馬ドリームコアがCWコースに現れた。序盤は先行する僚馬モスクロッサー(5歳障害未勝利)を目標に進める。道中は少し行きたがるところがあったが我慢。4角で徐々にペースを上げると直線は内からグイッと抜け出し、6F83秒7~1F11秒2で2馬身先着した。見守った萩原師は「先週しっかり負荷をかけて、態勢は整ったと思います。ここまで順調に来られたし、体がしっかりしてきた」と好調を伝えた。

 これまで東京が3戦、中山が1戦。最大の鍵になる初の関西競馬は直前の長距離輸送を避けるため、先月19日に栗東入り。過去2年の桜花賞馬である24年ステレンボッシュ、昨年エンブロイダリーと同じ栗東滞在を選択した。指揮官は「追い切りの本数も栗東での調整と、(長距離)輸送があるのとでは違うので」と説明。早めに美浦から移動したことで環境にも慣れ、これまでと同じようにしっかり負荷をかけられている。

 ルメールと初コンビを組んだ前走クイーンCで重賞初制覇を飾った。五分のスタートから好位で進めた直線、前が壁で追い出しが遅れたが残り1Fで進路が空くと、脚力の違いであっさり前を捉えた。「これまでと違った競馬で勝つことができたし、いい瞬発力を見せてくれた」と振り返る。

 同じ厩舎に所属したG1・2勝の母ノームコア(19年ヴィクトリアマイル、20年香港C)と比較して、全体的なフレームはかなり大きい。馬体重は前走時で502キロと牝馬離れした筋肉美に「なかなかいない好馬体だと思います」とトーンが上がった。叔母クロノジェネシスは20年有馬記念を含むG1を4勝。優秀な血を受け継ぐ優等生が一気に頂点まで駆け上がる。

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