【大井競馬・帝王賞】ミッキーファイト 圧巻V 史上2頭目の連覇
2026年7月2日 05:30 上半期のダート最強馬を決するJpn1「第49回帝王賞」が1日、大井競馬場で行われ、単勝1・7倍の圧倒的1番人気に支持されたJRA所属ミッキーファイトが貫禄の押し切りV。22、23年メイショウハリオ以来、史上2頭目の同レース連覇を達成した。JRA所属馬は11年から帝王賞16連勝。鞍上の戸崎圭太(45)は10年フリオーソ以来3勝目、管理する田中博康師(40)は2年連続2度目の制覇となった。
力強く、そして堂々と駆け抜けた。22、23年メイショウハリオ以来、史上2頭目の連覇達成。10年フリオーソ以来の当レース制覇を成し遂げた戸崎は「フリオーソ以来、勝てていなかったですけど、また帝王賞を勝つことができてうれしく思います」と喜びに浸った。
まさに横綱相撲だった。好スタートを決めて好位3、4番手を確保。道中の手応えは抜群。直線で早めに前をのみ込むと、あとは突き抜けるだけだった。アウトレンジ、ディクテオンが猛追したが、2着争いまで。力強い脚取りで後続に1馬身3/4差をつけた。鞍上は「今日はゲートの中もおとなしくて、スタートも速かったのでスムーズな競馬ができた。道中のリズムも良く、早めに先頭に立ったけど、この馬の力であれば押し切れるだろうと思って仕掛けていきました」と冷静に振り返った。
昨年の東京大賞典(大井)、今年のかしわ記念(船橋)と連続2着。1番人気に支持されながら惜敗が続いていただけに、喜びもひとしおだ。戸崎×田中博師のコンビは今年、フィンガーで羽田盃、東京ダービーを制している。いずれも舞台はここ大井競馬場。指揮官は「(戸崎とのコンビは)いい巡り合わせだし、馬たち、戸崎さんが頑張ってくれた結果だと思っています」と人馬をねぎらった。
今後についてトレーナーは「馬の様子を見て、ここでははっきりしたことは言えないが、今年というより来年に向けてプランニングしていきたい」と、早々に来年の現役続行を宣言。鞍上は「初めて乗せていただいた時から能力を感じていた。また改めて乗せていただいて、成長を感じたし、先々楽しみだと思う」と語った。連覇を目指すJBCクラシック(11月3日、金沢)か、それとも世界への挑戦か――。ミッキーファイトの今後から目が離せない。
ミッキーファイト 父ドレフォン 母スペシャルグルーヴ(母の父スペシャルウィーク)21年5月5日生まれ 牡5歳 美浦・田中博康厩舎 馬主・野田みづき氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績13戦8勝(南関東6戦3勝、重賞6勝目) 総獲得賞金5億838万7000円 馬名の由来は冠名+頑張れ。
