根岸Sを戦い終えて

2008年2月5日 06:00

 2着タイセイアトム(吉田豊)4連勝とガーネットSに続く重賞連覇を狙ったタイセイアトムはマイペースで逃げたが、ゴール前で失速して2着。手綱を取った吉田豊は「スタートも良かったし、競りかけてくる馬がいなかったので自分の競馬をした。最後の直線も手前(軸脚)を替えてくれて、もうひと伸びしたが、脚が止まった。2、3番手の競馬なら距離はもつはず」と巻き返しを誓っていた。
 3着アドマイヤスバル(村田)3番人気に推され、最後も豪快な末脚を繰り出したアドマイヤスバルだが、3着までが精いっぱいだった。3コーナーで故障したトウショウギアのアオリをもろに受けただけに、手綱を取った村田は悔しそうに引き揚げてくる。「最後は力は見せてくれたが、3着では賞金(収得賞金)が加算できない。それが痛い。アクシデントはしようがないし、あの位置にいた自分が悪い」と話しながらも、あきらめきれない様子だった。
 4着トーセンブライト(柴田善)いい形で行けて最後は抜けると思ったが…。
 5着カフェオリンポス(勝浦)58キロを背負って頑張った。やはり能力のある馬だね。
 6着メイショウバトラー(武豊)年(8歳)の割には頑張っている。やはり深いダートの方がよさそう。
 7着ノボトゥルー(後藤)落ち着いた流れの中で直線に懸けたが、年(12歳)を考えれば頑張った。
 8着トラストジュゲム(池添)ゴール前で狭いところに入ってしまった。いい脚を使っただけに残念。
 9着マイネルスケルツィ(松岡)残り400メートルまでは絶好の手応えだったが…。追い出したら伸びなかった。
 10着レオエンペラー(江田照)もう少し距離があった方がいい。条件が合わなかった。
 11着シンボリグラン(北村宏)故障した馬(トウショウギア)に横切られてブレーキをかけたのがすべて。
 12着エイシンロンバード(横山典)少し気難しいところがある。
 13着リミットレスビッド(蛯名)ゲートの中でちゃかちゃかして遅れてしまった。
 14着ビッググラス(戸崎)流れに乗れたが、アクシデントがすべて。
 15着シルヴァーゼット(御神本)返し馬も絶好で道中もうまく行っていたが…。故障馬が出ては仕方ない。

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2008年2月5日のニュース