【新潟2歳S】マイネイサベルしっかり反応

2010年9月2日 06:00

 【東西ドキュメント・新潟2歳S 1日=美浦】猛暑が収まる気配はないものの、日の出の時間は確実に遅くなっている。開門の午前5時は薄暗く、しかもコースには白いモヤが立ちこめて幻想的な雰囲気だ。秋の足音を感じながら、浜田はスタンドから調教馬に目をこらした。マイネイサベルはポリトラックで単走追い。モヤでゴール前の動きしか確認できなかったが、軽快な脚さばきは目を引いた。自ら騎乗して調教をつけた水野師も「スッといい反応をしてくれた。“行け”と指示を出すと、しっかり反応する馬だからね。牝馬の割にムキにならないところがいい」と好感触だ。
 一方、2頭出しのリュウシンヒーローは、モヤが晴れてからWコースで単走追い。デビュー戦はダートだったが「スタートの芝部分の出脚は悪くなかった。最終週の使い込まれた芝なら」と参戦を決めた。2頭とも好調キープで不気味な存在だ。

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