【凱旋門賞】武豊ヴィクトワール、前哨戦に手応え
2010年9月2日 06:00 凱旋門賞に向け、フランスで調整を進めているヴィクトワールピサ(牡3=角居)が1日(日本時間同日午後)、パリ郊外のエーグル調教場でニエル賞(12日)の1週前追いを行った。
武豊が騎乗し、芝コースで僚馬ピサノヴァロン、ザディヴァイン(仏、小林厩舎)を追いかける形。追い出されると雄大なフットワークで2頭を置き去りにした。半年ぶりにまたがった武豊は「春と比べると馬体に幅が出て大きくなったなと思いました。道中は馬なりで最後だけ伸ばしたが、いい動きを見せてくれた」と愛馬の成長ぶりに笑顔。「有力馬として凱旋門賞に出たいので、まずは前哨戦でいい競馬を見せたい」と力強く語った。