【青葉賞】藤沢和師 ダービー切符へ3頭出し!
2012年4月26日 06:00 「第19回青葉賞」の追い切りが25日、美浦、栗東両トレセンで行われ、サトノギャラントが軽快な走りを披露した。過去10年で同レース3勝の藤沢和厩舎がジャングルクルーズ、ダノンゴールドとともに3頭出しでダービー優先出走権(上位2着)を目指す。
皐月賞6着から中1週のローテーションでも、サトノギャラントの走りには最後まで余裕があった。横山典を背にWコースでの併せ。4馬身先行するポールアックス(6歳1000万)との差を徐々に詰める。4コーナーで内を突くと、手綱を抑えたまま併入。時計は6F83秒7と遅いが、柔らかいフットワークがひと際目を引く。「皐月賞の疲れ?大丈夫。何も心配はない」と藤沢和師。引き揚げてきた横山典も「ローテーションはきついように見えるけど、冬場に休んでいたし馬はへこんでない。皐月賞は不利(4角で他馬と接触)があってもグランデッツァ(5着)と鼻差。ここで決めてダービーへ行きたい」と手応えをつかんだ。
ジャングルクルーズは杉原(レースは内田博)騎乗でポリトラック単走。こちらもアザレア賞(6着)から中1週のため、時計は5F69秒4と控えめだが「力を出せる仕上がりだし左回りも合っている」と同師。初コンビの内田博は「後ろから行って末脚を引き出したい」と期待を寄せる。
ダノンゴールドはWコースで2馬身先行したウォンビーロング(5歳1000万)と馬なりで併入。「新馬戦(3着)以来の芝だが、当時騎乗した(横山)ノリもいいジャッジをしている」と同師は語った。