2022年06月26日(日)阪神11R 第63回宝塚記念(15:40)
3歳上OP 指定 国際 定量 芝・2200m
GⅠ上半期総決算となるグランプリレース
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阪神 第63回 宝塚記念 G1 3歳上OP 指定 国際 定量 芝・2200m 展開興奮 |
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| 前日最終単勝 | 現在の単勝 | 枠番 帽 | 馬 番 |
父馬 毛色 重適性 馬名 母馬 (母の父) 馬主 / 生産者名 近走位置取 |
変更/乗替 斤量 騎手 馬体重(前走) |
ブリ 性齢 |
厩 舎 |
競走成績 ①②③外 |
距離別成績 ①②③外 |
馬場状態別成績 | 枠番 帽 | 馬 番 | ||
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13 ・ 1 |
1 白 |
① |
オルフェーヴル鹿毛 ○ オーソリティ ロザリンド (シンボリクリスエス) シルクレーシ / ノーザンファ □◀︎□□ |
58 C.ルメー 516 |
牡5 |
美 木村哲也 |
全6223 阪芝0001 全芝6223 右回2013 |
千六0000 千八1000 二千1011 二二0000 |
芝良5203 芝稍0000 芝重0010 芝不0000 |
03・26 G1 UAEドバイシーマC 芝2410良 57 C.ルメー 15ト 1ゲ ---- 中4週 シャフリヤール |
1 白 |
① | ||
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98 ・ 2 |
122 ・ 0 |
② |
ステイゴールド栗毛 ○ アフリカンゴールド ブリクセン (Gone West) ゴドルフィン / ダーレー・ジ ◀︎□□□ |
58 国分恭介 468 |
せ7 |
栗 西園正都 |
全53119 阪芝2005 全芝53119 右回32010 |
千六0000 千八0001 二千01010 二二2102 |
芝良43114 芝稍1004 芝重0001 芝不0000 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・59・0 57 国分恭介 11人 92.9 16ト 15ゲ 2222 36.2 468 中7週 ポタジェ 0秒6 |
② | |||
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125 ・ 2 |
210 ・ 3 |
2 黒 |
③ |
オルフェーヴル鹿毛 ◎ メロディーレーン メーヴェ (Motivator) 岡田 牧雄 / 岡田スタツド □□□◀︎ |
替 56 団野大成 354(+2) |
牝6 |
栗 森田直行 |
全40321 阪芝3019 全芝40321 右回40317 |
千六0001 千八0001 二千0016 二二0001 |
芝良20218 芝稍1013 芝重1000 芝不0000 |
05・01 G1 阪神天皇賞(春) 芝3200稍重 3・19・0 56 岩田望来 16人 123.3 18ト 6ゲ 78710 38.0 352 中10週 タイトルホルダー 2秒8 |
2 黒 |
③ | |
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3 ・ 5 |
3 ・ 3 |
④ |
エピファネイア鹿毛 ○ エフフォーリア ケイティーズハート (ハーツクライ) キャロットフ / ノーザンファ □□◀︎□ |
58 横山武史 520(-2) |
B 牡4 |
美 鹿戸雄一 |
全6101 阪芝0001 全芝6101 右回3001 |
千六0000 千八1000 二千4001 二二0000 |
芝良5101 芝稍1000 芝重0000 芝不0000 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・59・1 57 横山武史 1人 1.5 16ト 6ゲ 98810 35.5 522 中14週 ポタジェ 0秒7 3休 |
④ | |||
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129 ・ 9 |
183 ・ 8 |
3 赤 |
⑤ |
オルフェーヴル鹿毛 ○ アイアンバローズ パレスルーマー (Royal Anthem) 猪熊 広次 / ノーザンファ □◀︎□□ |
58 石橋脩 492(-4) |
牡5 |
栗 上村洋行 |
全4537 阪芝1312 全芝4537 右回3523 |
千六0001 千八0000 二千1120 二二0002 |
芝良3436 芝稍1101 芝重0000 芝不0000 |
05・01 G1 阪神天皇賞(春) 芝3200稍重 3・18・3 58 石橋脩 3人 7.8 18ト 1ゲ 6664 37.7 496 中6週 タイトルホルダー 2秒1 |
3 赤 |
⑤ | |
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4 ・ 8 |
4 ・ 2 |
⑥ |
ドゥラメンテ鹿毛 ○ タイトルホルダー メーヴェ (Motivator) 山田 弘 / 岡田スタツド □◀︎□□ |
58 横山和生 476(+2) |
牡4 |
美 栗田徹 |
全5204 阪芝2000 全芝5204 右回5103 |
千六0000 千八1100 二千1101 二二0001 |
芝良3104 芝稍2100 芝重0000 芝不0000 |
05・01 G1 阪神天皇賞(春) 芝3200稍重 3・16・2 58 横山和生 2人 4.9 18ト 16ゲ 1111 36.4 474 中5週 ディープボン 1秒1 |
⑥ | |||
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7 ・ 5 |
7 ・ 3 |
4 青 |
⑦ |
エピファネイア青鹿毛 ◎ デアリングタクト デアリングバード (キングカメハメハ) ノルマンディ / 長谷川牧場 □□◀︎□ |
56 松山弘平 480(-6) |
牝5 |
栗 杉山晴紀 |
全5121 阪芝1000 全芝5121 右回4010 |
千六3001 千八0000 二千1110 二二0000 |
芝良3011 芝稍1000 芝重1100 芝不0000 |
05・15 G1 東京牝ヴィクトリア 芝1600良 1・32・7 55 松山弘平 5人 8.4 18ト 1ゲ --66 33.6 486 中55週 ソダシ 0秒5 13休 |
4 青 |
⑦ | |
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47 ・ 2 |
78 ・ 1 |
⑧ |
ステイゴールド鹿毛 ○ ステイフーリッシュ カウアイレーン (キングカメハメハ) 社台レースホ / 社台ファーム □◀︎□□ |
替 58 坂井瑠星 472 |
牡7 |
栗 矢作芳人 |
全45715 阪芝0125 全芝45715 右回15613 |
千六0000 千八0001 二千1246 二二1322 |
芝良24512 芝稍0111 芝重0010 芝不0001 |
03・26 G2 UAEドバイゴールドカップ 芝3200良 3・19・6 57.5 C.ルメー 13ト 9ゲ ---- 中4週 マノーボ |
⑧ | |||
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121 ・ 2 |
175 ・ 2 |
5 黄 |
⑨ |
ステイゴールド青鹿毛 ◎ マイネルファンロン マイネテレジア (ロージズインメイ) サラブレッド / ビッグレッド □□◀︎□ |
替 58 M.デムー 474(-4) |
牡7 |
美 手塚貴久 |
全55322 阪芝0002 全芝55322 右回34213 |
千六0000 千八0217 二千42214 二二1100 |
芝良35314 芝稍1006 芝重1001 芝不0001 |
05・01 G1 阪神天皇賞(春) 芝3200稍重 3・18・7 58 松岡正海 14人 82.9 18ト 11ゲ 9977 37.9 478 中14週 タイトルホルダー 2秒5 3休 |
5 黄 |
⑨ | |
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11 ・ 3 |
9 ・ 5 |
⑩ |
ハーツクライ青鹿毛 ○ ヒシイグアス ラリズ (Bernstein) 阿部 雅英 / ノーザンファ □□◀︎□ |
替 58 D.レーン 490(-4) |
牡6 |
美 堀宣行 |
全6404 阪芝0001 全芝6404 右回4303 |
千六0000 千八3302 二千3102 二二0000 |
芝良6203 芝稍0100 芝重0000 芝不0001 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・58・7 57 池添謙一 5人 27.4 16ト 10ゲ 7776 35.3 494 中16週 ポタジェ 0秒3 4休 |
⑩ | |||
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9 ・ 4 |
10 ・ 2 |
6 緑 |
⑪ |
ロードカナロア鹿毛 ◎ パンサラッサ ミスペンバリー (Montjeu) 広尾レース / 木村 秀則 ◀︎□□□ |
58 吉田豊 476 |
牡5 |
栗 矢作芳人 |
全64010 阪芝1103 全芝6409 右回4309 |
千六0001 千八2102 二千4305 二二0001 |
芝良3208 芝稍1200 芝重0001 芝不1000 |
03・26 G1 UAEドバイターフ 芝1800良 1・45・7 57 吉田豊 16ト 11ゲ ---- 中3週 ロードノース 0秒0 |
6 緑 |
⑪ | |
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70 ・ 5 |
73 ・ 0 |
⑫ |
スクリーンヒーロー栗毛 ○ ウインマリリン コスモチェーロ (Fusaichi Pegasus) ウイン / コスモヴュー □◀︎□□ |
56 松岡正海 476(+14) |
牝5 |
美 手塚貴久 |
全5107 阪芝0004 全芝5107 右回4007 |
千六0000 千八0001 二千3002 二二1003 |
芝良4104 芝稍1002 芝重0000 芝不0001 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 2・00・7 55 松岡正海 9人 60.2 16ト 7ゲ 3334 37.8 462 中20週 ポタジェ 2秒3 5休 |
⑫ | |||
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14 ・ 0 |
12 ・ 0 |
7 橙 |
⑬ |
ドゥラメンテ鹿毛 ◎ アリーヴォ エスメラルディーナ (Harlan’s Holiday) シルクレーシ / ノーザンファ □□◀︎□ |
58 武豊 504(+4) |
牡4 |
栗 杉山晴紀 |
全5132 阪芝0021 全芝5131 右回5021 |
千六0000 千八3001 二千2120 二二0010 |
芝良3121 芝稍1010 芝重0000 芝不1000 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・58・5 57 武豊 7人 47.5 16ト 9ゲ 121096 35.0 500 中6週 ポタジェ 0秒1 |
7 橙 |
⑬ | |
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85 ・ 0 |
114 ・ 3 |
⑭ |
ロードカナロア鹿毛 ○ キングオブコージ ファイノメナ (Galileo) 増田 和啓 / 社台コーポレ □□□◀︎ |
58 横山典弘 498(-8) |
牡6 |
栗 安田翔伍 |
全6219 阪芝1103 全芝6217 右回5216 |
千六1202 千八0001 二千1002 二二2001 |
芝良6207 芝稍0010 芝重0000 芝不0000 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・59・3 57 横山典弘 6人 45.5 16ト 13ゲ 15141514 35.3 506 中10週 ポタジェ 0秒9 |
⑭ | |||
|
6 ・ 6 |
5 ・ 6 |
⑮ |
キズナ青鹿毛 ◎ ディープボンド ゼフィランサス (キングヘイロー) 前田 晋二 / 村田牧場 □◀︎□□ |
58 和田竜二 502(-2) |
牡5 |
栗 大久保龍 |
全5417 阪芝2300 全芝5417 右回5415 |
千六0000 千八0000 二千1013 二二1001 |
芝良3305 芝稍0101 芝重1010 芝不0000 |
05・01 G1 阪神天皇賞(春) 芝3200稍重 3・17・3 58 和田竜二 1人 2.1 18ト 18ゲ 4443 37.1 504 中6週 タイトルホルダー 1秒1 |
⑮ | |||
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98 ・ 6 |
142 ・ 3 |
8 桃 |
⑯ |
キングカメハメハ鹿毛 ○ グロリアムンディ ベットーレ (Blu Air Force) 吉田 和美 / ノーザンファ □◀︎□□ |
替 58 福永祐一 496 |
B 牡4 |
栗 大久保龍 |
全5314 阪芝0203 全芝1214 右回3303 |
千六0000 千八2100 二千2012 二二0201 |
芝良0204 芝稍1000 芝重0010 芝不0000 |
04・17 G3 阪神アンタレスS ダ1800良 1・50・6 56 坂井瑠星 1人 3.6 16ト 13ゲ 5444 36.9 496 B 中3週 オメガパフュー 0秒1 |
8 桃 |
⑯ | |
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201 ・ 5 |
276 ・ 4 |
⑰ |
ディープインパクト鹿毛 ◎ ギベオン コンテスティッド (Ghostzapper) 社台レースホ / 社台ファーム □◀︎□□ |
58 西村淳也 510(+2) |
牡7 |
栗 藤原英昭 |
全42018 阪芝1103 全芝42017 右回1107 |
千六0103 千八1102 二千30012 二二0001 |
芝良32015 芝稍0001 芝重1000 芝不0001 |
06・04 G3 中京鳴尾記念 芝2000良 1・57・9 56 西村淳也 7人 12.8 10ト 5ゲ 3333 34.3 508 中11週 ヴェルトライゼ 0秒2 |
⑰ | |||
|
23 ・ 1 |
22 ・ 9 |
⑱ |
ディープインパクト鹿毛 ◎ ポタジェ ジンジャーパンチ (Awesome Again) 金子真人ホー / ノーザンファ □□◀︎□ |
58 吉田隼人 464(-4) |
牡5 |
栗 友道康夫 |
全6423 阪芝3100 全芝6423 右回5201 |
千六0000 千八1010 二千5412 二二0001 |
芝良5413 芝稍0000 芝重1010 芝不0000 |
04・03 G1 阪神大阪杯 芝2000良 1・58・4 57 吉田隼人 8人 58.7 16ト 8ゲ 5554 35.3 468 中3週 レイパパレ 0秒1 |
⑱ | |||
払戻金
| 単勝 | 06 | 420円 | 2番人気 | 馬単 | 06-10 | 3420円 | 12番人気 |
| 複勝 | 06 10 07 |
180円 250円 240円 |
3番人気 5番人気 4番人気 |
ワイド | 06-10 06-07 07-10 |
780円 710円 840円 |
10番人気 8番人気 11番人気 |
| 枠連 | 3-5 | 2520円 | 14番人気 | 三連複 | 06-07-10 | 5150円 | 18番人気 |
| 馬連 | 06-10 | 2060円 | 8番人気 | 三連単 | 06-10-07 | 25220円 | 86番人気 |
| WIN5 | 14→16→03→11→06 払戻金 4,906,120円、的中 104票 キャリーオーバー:なし | ||||||
このレースのコラム
エフフォーリア 年度代表馬を素直に信頼
ディープボンド 2着いらない
牝馬に目もくれずエフフォーリア
ミッキーワンダー状態上向き
エフフォーリアの反撃!最終追い抜群
ルメール頼りのオーソリティ
キングオブコージ 距離延長歓迎
デアリングタクト 劇的復活Vだ
展開有利なパンサラッサ
【マジ買う!】紅一点・万里絵 “上半期の総決算”宝塚記念の本命馬は?
スポニチ競馬Webで狙いの1頭を紹介する「マジ買う!」。紅一点の万里絵はここでは苦しむも、「東西記者ダービー」では僅差の2位と健闘している。どちらも26日が最終日。的中して終わりたいところだ。
26日は上半期の総決算にふさわしい宝塚記念の⑬アリーヴォで勝負。「今年のダービーを制した武豊の継続騎乗は心強い」と名手の手綱に全幅の信頼を寄せた。
【宝塚記念】前走より舞台合う 対抗エフフォーリアとの3連単2頭軸マルチで勝負
さあ、今年の上半期最後のG1となる宝塚記念。フルゲート18頭立てで面白いメンバーがそろった。
本命は(7)デアリングタクト。前走のヴィクトリアマイル(6着)は、昨春の香港遠征(クイーンエリザベス2世C3着)以来1年ぶりの実戦で馬体重22キロ増。出来は良かったとは言えない状態だったが、レース内容はさすがの地力を見せてくれた。
実戦を一度使った上積みは確実だし、前走の東京芝マイルよりも今回の阪神芝2200メートルの舞台の方が好条件。調教の動きも良化は確実。3歳時に無敗で牝馬3冠を制した名馬が、ケガを乗り越えての復活劇で感動のレースになることを望みます。
対抗は(4)エフフォーリア。前走・大阪杯の負け(9着)は不可解だが、仕上がりはあまり良くなかった。同じ轍(てつ)は踏まないだろうし、実績的にはここでは抜けている。能力を出しきれれば、このメンバーでも負けることはない。早熟だった…なんてことはないはずだ。
3番手に(15)ディープボンド。今回の2200メートルの距離は若干足りない感はあるが、阪神芝コースは【2・3・0・0】と連対率100%の得意舞台。出来もピークの状態。まず、大崩れはしないだろう。
他では、小回り巧者で前走の大阪杯(3着)も強い内容だった(13)アリーヴォ。穴で、海外で2連勝を飾って参戦してきた(8)ステイフーリッシュ。人気だが、追い切りの動きは抜群に良かった(6)タイトルホルダー。(10)ヒシイグアス、(1)オーソリティも押さえる。
馬券は3連単2頭軸マルチで(4)―(7)―(1)(6)(8)(10)(13)(15)を各1000円の計3万6000円勝負!よろしくちゃーん!
【宝塚記念】寺下 前崩れ展開であるぞ一発大逆転
【宝塚記念】高木 ハナ筆頭パンサラッサの息入れ時が勝負
清く正しく美しく現役最強馬エフフォーリア
【宝塚記念】メリハリある動きタイトルホルダー満点
宝塚記念の枠順が確定!
2022年上半期の総決算となるグランプリレース「第63回宝塚記念」。古馬GⅠ戦線を熱く盛り上げてきたスターホースたちが仁川に集結する。牝馬初のグランプリ3連覇を成し遂げた女王クロノジェネシスは既にターフを去った。今年も激戦の予感だ。
ファン投票1位の3枠6番タイトルホルダーが堂々の主役。獲得した19万1394票は、90年オグリキャップの15万2016票を4万票近く上回る歴代最多得票となった。関東馬ながら菊花賞で5馬身、天皇賞・春で7馬身と阪神競馬場でのパフォーマンスは圧巻。同型の6枠11番パンサラッサ、1枠2番アフリカンゴールドとのハナ争いも注目されるが、栗田師は「絶対に逃げないといけない馬ではない」と管理馬への信頼は揺るがない。中距離でのタイトルを手にして、現役最強を証明する。
昨年の年度代表馬エフフォーリアは2枠4番に入った。断然の一番人気に推された前走の大阪杯では見せ場なく9着に敗れる波乱。鹿戸師は「初の関西遠征、初めてのハイペース、馬体にも少し余裕があった」と振り返った。今回は調教でブリンカーを着用するなど、復権に向けて準備は万全。コントレイルやグランアレグリア、クロノジェネシスといった猛者をなぎ倒してきたスーパーホースが輝きを取り戻す。
一昨年の3冠牝馬デアリングタクトは4枠7番から。右前肢繋靭帯炎を乗り越え1年1カ月ぶりの実戦となったヴィクトリアマイルでは最内枠から厳しいコース取りを強いられ6着。悲観する内容では無い。史上初めて無敗で牝馬3冠を制した能力はこのメンバーでも見劣りはしない。松山とのコンビで頂点を狙う。
中の人注目は7枠13番のアリーヴォ。前走の大阪杯では最速3F35秒0で上がって僅差の3着と健闘。芝でのキャリア10戦で上がり3F最速が5回、2位が3回と、33秒台の切れる脚は無いもののタフなレースでも止まらないのはこの舞台でも生きるはずだ。ハイペースで逃げるパンサラッサを番手集団が早めに捕まえに行く消耗戦になれば、台頭してくる一頭だろう。
死角見当たらないタイトル&ブリンカーで激変エフフォーリア
【宝塚記念】ステイフーリッシュ 父ステイゴールド同様晩年開花!ここでも好勝負
今年の宝塚記念にはディープインパクト、ロードカナロア、ハーツクライ、ドゥラメンテ、キズナ、キングカメハメハ、オルフェーヴルと、最新の国内平地賞金順サイヤーランキング7位までの種牡馬が軒並み産駒を出走させる。クラシックホース2頭出しの同12位エピファネイアを含めて、血統的にも上半期のクライマックスにふさわしい陣容といえるのだが、その中で異彩を放つのは同74位のステイゴールド。現役産駒わずか16頭の中からアフリカンゴールド、ステイフーリッシュ、マイネルファンロンの3頭出しは、前出の後継オルフェーヴルと並ぶ種牡馬単位の最大勢力である。
09年ドリームジャーニーを皮切りに、10年ナカヤマフェスタ、12年オルフェーヴル、13、14年ゴールドシップと、6年で5勝の猛威を振るったステイゴールド産駒だが、以後は17年レインボーラインの5着が最高着順で、昨年はついにエントリーがなかった。実質的な最終世代は現7歳。このままフェードアウトして不思議のない状況から一転、かつての縄張りに総力戦をかけるバイタリティーには驚きを禁じ得ない。
本年2戦2勝のステイフーリッシュは7歳時に安田記念を制したブラックホークのおいにあたる血統。遅まきながらの本格化には母系の血の裏づけもある。父同様にアウェーで“覚醒”したとすれば、ここでも勝負になる。
タイトルホルダー 凱旋門への布石