第１０回「マジ買う！」　鈴木悠が初参戦初優勝！

　年始から3月26日までの開催で競ったスポニチ競馬Webの人気コンテンツ、第10回「マジ買う！」。

　優勝は今年の1月から競馬班に加わったルーキー鈴木悠。単勝回収率297％を記録し、初参戦ながら見事な予想術で魅せてくれました。1月8日には、中京9R濃尾特別で258万弾をかっとばすなど、自慢の飛距離は迫力満点。ぜひ4月からの予想にもご注目を。

　先週のマーチSでハヤブサナンデクンを指名し追い上げた田村が単勝回収率127％で2位。的中数では、東京本社を務めてきた浜田が手堅い印を打ち続け1位となりました。

　春のＧ１シリーズ開幕に合わせ、先週の高松宮記念から「GⅠでマジ買う！」が紙面企画としてスタート。各記者GⅠでの狙い馬を熱くプッシュしていますので是非お見逃しなく！

オサム、コラム推奨3連単15点で28万円超を的中！

　先週の中央競馬は毎日杯、日経賞、マーチS、高松宮記念の４重賞が各地で開催されました。

　阪神で行われた毎日杯では、シーズンリッチが馬群の間を突き抜け、初めての重賞タイトルをゲット！騎乗した2年目角田大河も初の重賞勝利となりましたが、勝負どころでの非常に落ち着いた騎乗が光りました。

　スポニチでは万哲、鈴木智らがシーズンリッチに◎をつけ、的中！万哲は前走の共同通信杯を「今年の３歳重賞では屈指のハイレベル」と位置づけ、そこでの6着を高く評価。この組からはまだ活躍馬が出そうですので、引き続き目が離せません。

　同日に中山で行われた日経賞は連覇を狙ったタイトルホルダーが８馬身差の圧勝！後続、競馬ファンに力の違いをありありと見せつける内容でこちらも連覇を狙う天皇賞・春に向け、大きな一勝を積み上げました。

　スポニチでは仙波、小林、新谷、菱田が本命でしたが、菱田はスポニチ競馬Webの有料コンテンツ「マジ買う！」にも取り上げる自信。「凱旋門賞と有馬記念の敗戦だけでスーパーホースの看板に傷がついたとはいわせない。タイトルホルダーが圧倒する」と言葉通りのシナリオとなり、3連単41,550円を的中しました！

　ドバイの興奮冷めやらぬ日曜日。中山で行われたマーチSは逃げ馬を見る形で進めたウィリアムバローズが先に抜け出すと、ハヤブサナンデクンがそれを猛追。最後は芦毛の馬体がハナ差前に出て、ハヤブサナンデクンが重賞初制覇を決めました。

　同日に行われた春のスプリント王者決定戦・高松宮記念では12番人気の伏兵ファストフォースが過酷な馬場を突き抜けて先頭でゴールイン！鞍上・団野とともにGⅠ初タイトルを手にしました。

　昨年にも増して過酷なほどに雨がしみこんだ中京競馬場。およそスプリント戦とは思えない前半3F35秒5を記録するなど厳しいレースでしたが、勝ち馬は最後の直線で先頭へ。抜け出してからも鞍上の叱咤に応え、外から襲い掛かったナムラクレアに先頭を譲ることなく、歓喜のゴールインとなりました。

　各場雨によって難易度が急激にアップした先週末。スポニチ記者では波乱の決着を仕留める記者が多かったものの、特筆すべきは25日の鈴鹿Sをコラム推奨の3連単15点で仕留めたオサムでしょう。3連勝していたマリオロードを「本格化」とにらみ◎。大穴馬券師として確たる地位を築く記者の神髄を見たような気がします。

　そんなオサムの印、コラムをご覧いただくことができるスポニチ競馬Webは4月もクレカ決済、キャリア決済を対象とした初月無料のキャンペーンを実施しています。さらに老舗サイト「暴露王」とのコラボキャンペーンを使い、4月に会員登録をすると6月末の宝塚記念まで無料でご利用いただけます！非常にお得ですので、是非ご利用をお待ちしております。

3/25
【オサム】阪神6R 三連単:◎-▲-○ 381,370円
【高木】中山8R 三連単:◎-△-▲ 181,950円
【坂田】中京10R 熊野特別 三連単:◎-☆-△ 61,110円
【オサム】中京11R 鈴鹿Ｓ 三連単:◎-☆-○ 288,020円
【万哲】阪神11R 第70回毎日杯 三連単:◎-▲-☆ 92,050円
【鈴木智】阪神11R 第70回毎日杯 三連単:◎-▲-△ 92,050円
【寺下】阪神11R 第70回毎日杯 三連単:◎-▲-△ 92,050円
マジ買う1日1R推奨予想【新谷】阪神10R 丹波特別 三連単:◎-▲-☆ 6,110円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【菱田】中山11R 第71回日経賞 三連単:◎-△-△ 41,550円 ズバリ！！


3/26
【万哲】阪神2R 三連単:◎-△-▲ 53,440円
【田井】中山4R 三連単:◎-○-△ 98,260円
【柏原】阪神10R 御堂筋Ｓ 三連単:◎-△-☆ 169,260円
【寺下】阪神10R 御堂筋Ｓ 三連単:○-◎-△ 169,260円
【田村】阪神10R 御堂筋Ｓ 三連単:◎-△-△ 169,260円
【菱田】阪神10R 御堂筋Ｓ 三連単:◎-△-▲ 169,260円
【田井】阪神10R 御堂筋Ｓ 三連単:◎-△-△ 169,260円
【鈴木悠】中京10R 天白川特別 三連単:◎-▲-○ 88,220円
【柏原】中京10R 天白川特別 三連単:◎-▲-○ 88,220円

ハピ重馬場で生きる経験

ピクシーナイト　G1馬の底力

イン強襲トゥラヴェスーラ

トゥラヴェスーラ雨に万馬券の花

ピクシーナイト底力を発揮

グレナディアガーズ肌ツヤ一変

人気薄ウォーターナビレラで狂喜乱舞

好材料がそろうナランフレグ

主導権握るウィリアムバローズ

連勝街道を突き進むアグリ

【高松宮記念】278万的中昨年と同じ本命　枠も馬場も調教も◎

　さあ、Ｇ１が始まります！１発目は高松宮記念。昨年は３連単２７８万馬券を的中！連覇といきたいところ。本命は昨年同様に（８）ロータスランド。昨年の９番より１つ内の８番は良いところ。土日の雨予報で馬場が渋る可能性が高いのもプラス。京都牝馬Ｓを叩いてのローテも昨年と同様で理想的。調教もこの馬としては動いている。昨年は１、２、３着が５枠より内で、人気どころが外枠に集中したのも紛れの予感。人気も昨年の５番人気より上にはならなさそう。もう一度、この馬に懸けたい！

　対抗は（１４）トウシンマカオ。前走は負担重量と大外枠が影響した結果で、むしろ４着は評価できる。調教が抜群の動きで、シルクロードＳで先着を許した同じ７枠の２頭に借りを返す。もう少し内枠だったら本命にしてたけど。３番手に（１２）アグリ。阪急杯を勝って４連勝中。さらに成長がうかがえる。血統的にも、このレースの相性は良さそうだ。１２００メートルも問題ないだろう。初Ｇ１でどこまでのパフォーマンスが出せるか楽しみ。その次に（４）ダディーズビビッド。１２００メートルの勝ちはないが、中京は得意舞台。好枠を生かしてのワンチャンに懸ける。

　他では昨年の覇者も人気にならない（６）ナランフレグ。人気だが力は一番の（１５）ナムラクレア。１年以上の休み明けも動きは悪くない（１１）ピクシーナイト。（１６）グレナディアガーズも展開次第では怖い。相手は手広く。

　馬券は３連単フォーメーションで（８）―（１２）（１４）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（９）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）（１６）（１８）、（８）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（９）（１１）（１３）（１５）（１６）（１８）―（１２）（１４）、（１２）（１４）―（８）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（９）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）（１６）（１８）、（１２）（１４）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（９）（１１）（１３）（１５）（１６）（１８）―（８）を各３００円、３連単２頭軸マルチ（４）―（８）―（１）（２）（３）（５）（６）（７）（９）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）（１６）（１８）を各１００円の計４万８００円勝負。よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。

ナランフレグ連覇でWBCばりドラマ再び

トウシンマカオのパワフル馬体！

高松宮記念の枠順が確定！

　前走、同じコースのシルクロードSを快勝したナムラクレアは7枠15番に入った。その前走は５６・５キロを背負っての勝利で、大きな成長を示した一戦だった。２歳時からコンビを組む浜中も「G1を勝つだけの能力は備わっている」とポテンシャルに自信。調整も順調ぶりが伝わっており、GⅠ初制覇に向け舞台は整った。

　昨年末の香港スプリント以来の実戦となるメイケイエールは3枠5番から大一番を迎える。重賞勝利は実に６つを数えるが、GⅠのタイトルはいまだ手にしていない。中京１２００メートルは昨年のシルクロードＳ、秋のセントウルＳでレコードＶと得意な舞台だ。

　牝馬に劣らず、牡馬勢も多士済々。6枠12番アグリは前走・阪急杯をV、４連勝で重賞初制覇を飾り、勢いが桁違い。父子制覇を狙うトウシンマカオは7枠14番。シルクロードSは大外枠とハンデが響き４着も、強い競馬は見せており、決め手比べなら上位候補に名前が挙がる。

　ウインマーベルは昨秋のスプリンターズSで２着の強豪。こちらもトウシンマカオ同様にシルクロードSではピンク帽とハンデが大きく響いた。今回も８枠１８番と試練の大外枠。松山の手綱さばきに期待したい。

　中の人注目、連覇を狙うナランフレグは３枠６番。昨年は、内をさばいて先頭でゴールイン、悲願の重賞制覇をGⅠの舞台で飾った。秋のスプリンターズでも３着と差し脚はいまだ健在。今年も雨の影響がありそうで前が苦しくなるなら出番がありそうだ。

【高松宮記念】ナムラクレア　パワフルかつリズムも抜群

【高松宮記念】グレナディアガーズ抜群の推進力、メイケイエール心身好バランス

【高松宮記念】トウシンマカオ　“二世対決”父・ビッグアーサーの蹄跡

　春のG1シリーズ開幕戦の血統面からのハイライトといえるのは“二世対決”。レコード決着となった7年前に激戦を展開したビッグアーサーとミッキーアイルの種牡馬としての再戦である。

　ビッグアーサーは初年度産駒トウシンマカオで昨秋のG1トレンドとなった「2代制覇」に挑む。96年のG1昇格後の高松宮記念（97年まで高松宮杯）における父子制覇は、00年キングヘイローと09年ローレルゲレイロ、13年ロードカナロアと21年ダノンスマッシュによって記録されており、昨年もロードカナロア産駒キルロードが同タイム3着で“3度目”に肉薄した。一方、雪辱が懸かるミッキーアイルは昨年の5着馬メイケイエールと前哨戦のシルクロードSの覇者ナムラクレアの2頭出し。歴代の高松宮記念2着馬では、02年のアドマイヤコジーンが14年にこれまた2着のスノードラゴンを出している。

　ちなみに02年優勝馬ショウナンカンプの産駒ラブカンプーと前記スノードラゴンが出走した19年の高松宮記念では、今回同様の“二世対決”が実現している。この時は前者が13番人気18着、後者が10番人気17着という皮肉な逆ワンツーだったのだが、今回は様相が異なる。

　シルクロードSでナムラクレアの後塵（こうじん）を拝したトウシンマカオの臨戦過程は7年前の父（シルクロードS5着）と同じ。本番でも父の蹄跡をなぞる可能性は十分にある。（サラブレッド血統センター）