高松宮記念は売り上げダウン 週末の全国的な悪天候が響き前年比96・1%

2023年3月26日 17:56

<高松宮記念> 直線で抜け出し勝利するファストフォース(中央)とゴール前でガッツポーズの団野騎手(右から2頭目)。右は3着のトゥラベスーラ、左から2頭目は4着ナランフレグ、左は2着のナムラクレア(撮影・亀井 直樹)

 26日に中京競馬場で行われた春のスプリント王決定戦・高松宮記念の売り上げは150億7921万1300円で対前年比96・1%とダウン。週末の全国的な悪天候が響いた。

 レースはファストフォース(牡7=西村)が制し、G1初制覇を飾った。不良馬場で勝ち時計は1分11秒5。ファストフォースは父ロードカナロア、母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)の血統で通算29戦7勝。重賞は21年のG3・CBC賞に続く2勝目となった。

 ▽高松宮記念 1967年に創設された「中京大賞典」が前身。96年に距離が芝2000メートル→1200メートルに短縮され、G1となった。その後、98年には現在の名称となり、00年には施行時期が5月から3月に変更となった。

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